食べたり飲んだり離乳食がうまくできないまま復職することに心が痛んだ

akachan_rinyusyoku


出産後は急に時間の流れが変わるワーキングマザー。
育児に終われ、あっという間に職場復帰が迫ってきます。

育休中はどのように過ごしたらいいの?待機児童が多く保活は大変っていうけど具体的に何が大変なの?
そんなワーキングマザーに届ける先輩たちからの体験談です。

今回は、34週目で産休に入り、10か月間育児休業を過ごした看護師として働くワーキングマザーの育休・保活エピソードです。

キャリアアップのための資格取得をしたり、通信制大学への編入に関する準備期間に充てた

(育休中の過ごし方)
前半の6か月はとにかく子どもとの時間を大切に、家事はすべて後回しにしました。

子どもがおとなしくしていても起きている間はおなじ目線で遊んで過ごしたり、ただ隣りでのんびりゴロゴロ過ごしたり。

家事は寝ているときに「育児のための休みなのだから」とわりきって最低限のみ。ときには一緒にお昼寝もしました。

後半の4か月は職場復帰にむけて活動開始!

キャリアアップのための資格取得をしたり、通信制大学への編入を決めてそれに関する準備期間にあてました。
 

1歳児での入園は激戦の上、その年は市内の1歳児だけで140人もの待機児童がでるという異例の事態

(保活で大変なこと苦労したこと)
2人目は3月生まれで、生まれた時にはすでに0歳児入園の申請時期を過ぎていたため1歳児入園を待つしかありませんでした。

もともと1歳児は激戦であるうえに、その年は同じ年齢のベビーがとても多かったらしく、市内の1歳児だけで140人もの待機児童がでるという異例の事態でした。

それに対し、あまりにも市の保育課の対応がひどかったので市政に意見書を提出。

その結果3月下旬になり市内各保育園に増員を依頼してくださり、結果約40名の待機児童が解消。

我が家も無事そのうちのひとりとして入園の許可がおりました。

3人目はその苦労をまたしたくなかったので、離乳食もはじまっていない生後5か月の入園で心配しましたが0歳児入園させました。
 

離乳食がうまく進まず、ろくに食べたり飲んだりできないまま復職することに心が痛んだ

(職場復帰する際の不安・育休期間中にやっておけば良かったこと)
復帰後もおなじ部署に配属されるとは限らないので、やりたい仕事ができるかどうかが一番の不安の要因でした。

また、離乳食がうまくすすまず、ろくに食べたり飲んだりできないまま復職せざるを得なくなり、必要にせまられたら食べてくれるようになるだろうと祈りつつの復職でたいへん心が痛みました。

3度も育休を経験し、あっという間の1年間であることを十分実感しているのに、仕事に復帰するのが近くなると気持ちがはやり、勉強モードになってしまったため、育休のさいごのさいごまでもっと子どもとひたすらゆっくりじっくり向き合ってあげればよかったと毎回後悔しています。

それから上の子どもたち一人ひとりとの時間も大切にすべきだったとも思います。
 
(34週目で産休に入り、10か月間育児休業を過ごした看護師)