剣道は武道ということもあり基本的な礼儀作法を徹底的に躾けてもらえる

kendo

 
働くママの子供の習い事シリーズ。

子供の習い事って何が一番おすすめ?
習い事をさせてあげたいけど、時間調整や送迎って大変?

そんな悩みや不安をもっている働くママのために子供の習い事に関するみんなの体験談をお届けします。

今回は、働くママが子供の習い事として「剣道」をおすすめする体験談です。
 

自分が中学時代に剣道部に所属していて、子供にもぜひ興味をもってもらいたかったのがきっかけ

(子供が習い事を始めたきっかけ)
自分が中学時代に剣道部に所属しており、子供にもぜひ興味をもってもらいたかったのと、近所に道場が開かれていたことがきっかけです。

近いので子供だけで通わせるのも、親が付き添うのも便利で安心だと思いました。

1週間の体験を終え、子供がやってみたいと言ったので本格的にお世話になることになりました。

やはり自分が剣道をやっていたので、子供に基本的なアドバイスなどがもでき、良かったなと思います。

剣道なのでサッカーや野球のように練習時間が長いだとか、試合が毎週のようにあるわけではないので、そこも良かったなと思っています。
 

剣道は武道なので、礼に始まり礼に終わるという基本的な礼儀作法を徹底的に躾けてもらえること

(習い事をして良かったこと)
まずはやはり武道ですので、礼に始まり、礼に終わるという基本的な礼儀作法を徹底的に躾けてもらえること、そして同じ道場の上級生や先生方との触れ合いで目上の方に失礼な態度をとってはいけないことなどを教えてもらえることがよかったと思います。

そして剣道は道具を大切にします。刀は武士の魂ともいいますし、竹刀は絶対に粗末にしてはいけません。(投げたりまたいだり杖のようにつっかえたり)防具も丁寧に大事に扱い、剣道着や袴も自分できちんと畳めるように先生方は指導してくださいます。

親がつい手出しをしてしまいそうになると、「そこは子供だけできちんとできるように見守ってあげなさい」と逆に親である私たちにも育児する上で大切である「子どもたちのできる力を信じる」ことを気付かさせてくれる瞬間でもあるなあと実感しています。

そして剣道は基本的に個人競技です。

個人が頑張ったぶんが試合への勝利につながるということ、これは我が家の一人っ子の息子の性に合っていたのではないかなと思います。

こういった、頑張れば自分ひとりの力で勝利を勝ち取ることができる、というスポーツで感じることのできる「自信」というのはなかなか貴重な体験じゃないかなと思います。

それから、試合の勝ち負けとは別に剣道には級審査、段審査があります。

こちらはきちんと稽古を頑張れば昇級、昇段していける子供の「頑張った証」となるので、とても励みになると思います。

次の昇級まで稽古頑張ろうね!次昇級したらご褒美だね!頑張ろうね!と子供のやる気を引き出すよいきっかけになるので、いいシステムかと思います。

剣道は一見豪快で格好いいイメージもありますが、実は競技人口も少なくマイナーで稽古も地味なものです。

その地味な稽古を積み重ねていくことで心身が鍛えられていくということがなかなか気づきにくいスポーツでもあります。

しかし、子供の習い事というのはもちろん試合で勝つ、大会でよい成績をおさめる、なども重要なことではありますが、なによりも地道に積み重ねていく、続けていくということが1番難しく、大変なことではないかなと私は思っています。

親は子供に無理やり習い事をすすめるのではなく、いかにして子供のやる気を引き出し、導いていくか、そういったサポートをするこいとが重要ではないかなと考えています。
 

習い事といえばやはり「当番」「役員」と保護者の負担が増えるので大変でした

(子供の習い事で大変なこと)
習い事といえばやはり「当番」「役員」ではないかなと思います。

塾やピアノのような習い事にはないかと思いますが、大概近所にある少年向けのスポーツの団体であると、コーチや監督もボランティアで保護者が世話係をして年度明けに新しく数名役員を決め、運営していくというシステムが多いのではないかなと思います。

これは保護者の数の多い団体であれば当番や役員が回ってくる回数が少なくて済みますが、10人未満ですと月に2回、3回と当番が回ってくる回数が多くなり、保護者の負担も増えるので大変でした。

それからやはり付き添いと行き帰りの送り迎えも大変かと思います。

息子の習う剣道は夜の稽古ですので、保護者の送り迎えが必須となっているのですが、やはりこれは遠いと大変ですので、習い事に送り迎えが必須な場合は、なるべく自宅に近い場所を選んだほうが保護者の負担が少なくて済むのではないかと思います。
 
(9歳の息子の剣道)