地域によって保育園事情が異なり、一番大変なのはやはり東京です

michi_mayou


出産後は急に時間の流れが変わるワーキングマザー。

育児に終われ、あっという間に職場復帰が迫ってくるけど、育休中の過ごし方や保活の上手な進め方って?

今回は、大学研究員として働くワーキングマザーの育休・保活エピソードです。

新天地で出産したので、子育てと新しい土地でのネットワーク作りに励んだ

(育休中の過ごし方)
1人目の出産は大学院生のときだったので、夏休み期間中に出産、研究室にコアタイムがなかったので、産後1ヶ月で復帰、主人の帰宅後に大学に行く生活を送っていました。

昼間は比較的時間がありましたが、子供が寝ている間に文献を調べるなど、時間を工夫して使っていました。

2人目の出産のときは、主人の転勤に伴い妊娠後期で仕事をやめ新天地で出産したので、子育てと新しい土地でのネットワーク作りに励んでいました。

上の子がいたので、子供を通じて知り合いを作ることが多かったです。

それまではあまりママ友がいなかったので新鮮でした。
 

地域によって保育園事情がまったく違い、一番大変だったのはやはり東京でした

(保活で大変なこと苦労したこと)
主人が転勤族なので、行く先々で子供の保育園を探していました。

転勤が決まると、自分の仕事をやめ、新天地での保活と就活を始めるのですが、地域によって保育園事情がまったく違うので、保育園の情報収集と就活を同時進行していました。

私の場合、新天地に移動してから保育園入園と就労が落ち着くまでだいたい半年くらいかかるのですが、その都度書類をそろえたり保育園で必要なものを準備したりするのは母である私なので、毎回本当にしんどいです。

一番大変だったのはやはり東京でした。

就活中の身分ではなかなか保育園に入れず毎日子供と2人きりで引きこもっていたので、幼稚園に切り替えて仕事をあきらめようかと思っていた時に奇跡的に空きが出て入れました。
 

一番の心残りは、その時期の育児を精一杯楽しむことだったと思う

(職場復帰する際の不安・育休期間中にやっておけば良かったこと)
専門職ですが、ブランクが空くことで手技や知識が衰えているのではないか、家庭での母の顔と職場での社会人としての顔の切り替えがうまくいくか不安でした。

復帰前に定期的に文献を調べたり仕事の情報収集をするようにはしていたのですが、もう少し時間のメリハリをつける訓練をしておけばよかったかな、と思います。

家事のスキルアップも必要だったと思います。

今もそうですが、日々の家事や育児は待ってくれないので、要領よくこなすために復職前にできること(料理のレパートリーを増やす、収納を工夫するなど)をしておけばよかったと思います。

でも一番の心残りは、その時期の育児を精一杯楽しむことだったと思います。

日々精一杯で、目の前のことに振り回されることばかりでしたが、その時期の子供はそのときだけなので、多少のことには目をつむって子供と一緒に楽しめばよかったなと思います。
 
(大学研究員として働くワーキングマザー)