育休明けは時短勤務で復帰も、1時間の違いで月給11万減はかなり辛い

出産・育休後に働き方を変えたワーキングマザーの体験談シリーズ。

保育園のお迎え時間の都合など育児を優先させるために、正社員からパートや正社員だけど時短勤務というように働き方を変えた(変えざるを得なかった)経験のあるワーママの体験談です。

今回は、正社員の販売職ですが、時短勤務に変更して給料が11万円もダウンした働くワーママの体験談です。

これから同じ様な悩みを抱えるワーママに少しでも参考に、少しでも勇気を与えられれば・・・

時短勤務で8時間勤務から7時間勤務のたった1時間の違いで月給が11万減はかなり辛い

(仕事内容や責任、給与などの待遇面はどのように変わったか)
育休明けに時短勤務にしたら、月給は24万から13万に激減しました。

文字通り勤務時間は8時間勤務から7時間勤務の1時間の短縮になったのですが、たった1時間の違いで11万減はかなり辛いです。

役職も店長職から普通のスタッフになり店長手当1万円も無くなりました。

店長時は残業が当たり前のようにあったり、スタッフに欠勤者が出ると休日出勤も当たり前、また休暇旅行中でもメールや電話でスタッフから連絡が入っていたのですが、それがなくなったのは良かったことかも知れません。

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保育園へのお迎えが延長保育にしないと間に合わないのが我が子には可哀想に思い、時短勤務を決心

(なぜ働き方を変える決断をしたのか。また、その決断の過程での困難や葛藤)
出産を期に実家の近くへ引っ越し、今まで35分程の通勤時間が1時間強かかるようになりました。

保育園へのお迎えが延長保育にしないと間に合わないのが、まだ1歳になったばかりの我が子には可哀想に思い、時短勤務を決心しました。

また、出産復帰後半年が過ぎ少し家庭と仕事の両立が出来るようになったかなあと感じた頃に、また店長になってほしいと依頼があり1年間店長をしたのですが、店長なのに子供の体調不良で急な欠勤をしたり、自らも体調を崩したりと職場に迷惑をかけることが日常的に起こってしまいました。

休日出勤や残業も出産前よりかは減ってはいたもののあったので、家庭へも影響が出ており、職場にも家庭にも負担をかけてしまっている気がしてしまいとても辛く、結局店長職は1年間で降りました。
 

ワーキングママとして働くには、自分の頑張りはもちろんですが職場の理解と旦那のサポートは不可欠

(ワーママとして働き続けることについてどう感じたか)
ワーキングママとして働くには、自分の頑張りはもちろんですが職場への理解と旦那さんのサポートは不可欠だと思います。

職種にもよりますが、直接的な上司や人事担当に同じ境遇(子持ち)の方がいた方が理解が得られやすいかもしれません。

会社全体がワーキングママの受け入れ体勢を整え他の社員&スタッフに教育してくれれば、少しは何かあった時の申し訳なさが軽減される気がします。

また、家の事も私は割りと完璧にしたい方なのですが、少し“手抜き”をしないと体力が持たなくなると思います。

少しでもいいので旦那さんに手伝ってもらえることは託そうと思います。

実際、私は長女を出産して勤務していた時は年中自身の体調を崩していました。

風邪もひきやすく体力が本当になかった位です。

それだけその生活に無理があったのだと思います。

今は二人目を出産し復帰を控えています。

勤務時間は正社員でいられるギリギリまで時短してもらいましたが、今度は2人になったので体力的にどうなるかとても不安です。

正直、1ヶ月で体調に出てくる気がします。

収入面で共働きを選んでいる事もありますが、月8万程の収入がプラスであれば普通に生活をしていけるので、ゆくゆくは家から近い範囲でパート職を探すのも視野に入れています。
 
(販売職で働くワーママ)
 

働く女性の働くレシピからのアドバイス

会社の制度として、「時短勤務」はあるものの、その制度を利用するとお給料が激減したという方は多く存在します。

理由としては、”みなし残業”がお給料に含まれていることが多く、時短勤務ということで残業ができないために丸ごとカットされてしまうためです。

ご自身のお給料の内訳を知っておくこともそうですが、時短勤務制度を利用する前にどのくらいお給料が変わるのか、まずは、人事の方に相談するようにしましょう。

また、とは言っても、保育園のお迎えなど、時間に変えられない部分もありますので、時短勤務によって下がってしまう収入(世帯収入)の中でどう家計をやりくりしていくのか、時短勤務制度をどのくらいの期間利用するのかなど、旦那様と事前に相談するようにしましょう。

育休明けに働き方を変えたワーママへ3︎つのアドバイスも併せてご覧ください。