シングルマザーは有給を利用しながらも、子供の行事参加が大変で一番悩む

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シングルマザーの仕事と育児・家事に関するストーリー。

旦那がいたって大変な仕事と家事・育児の両立。それをひとりで背負っているシングルマザーはやっぱりすごい!シングルマザーならではの悩みや苦労を共感し合い、そして勇気を与えることが出来たら・・・。

今回は、17歳男の子、15歳女の子を持つシングルマザーのストーリーをご紹介します。
 

子どもが小さい頃、働きたくても働けず、長時間の勤務はやはり難しく収入面が完全に足りなかった

(シングルマザーとして働くことで大変なこと)
子どもが小さい頃、働きたくても働けなかった記憶があります。

子どもが2人いて、とても小さかったた最初の仕事は昼間に数時間のパートと内職を選びました。ですが、保育園に入園したばかりの年の2人の子どもは、順番におたふくや水ぼうそうにかかり、中々思うように働けなかったのが1番大変だと感じたことでした。

また、勤務したばかりの仕事場でしたので、勤務先の人に罪悪感しか生まれず、辞めさせて欲しいと話しをしました。このことも鮮明にはっきりと覚えているので精神的に答えたのだと思います。

ですが店長さんにも小さなお子さんがいて何とか勤務はしばらく続けていけました。長時間の勤務はやはり難しく収入面が完全に足りなかったのも働く大変さの1つでした。
 

有給をうまく利用しながらも、子どもの行事に参加することが大変で一番悩んだ

(シングルマザーとして育児や家事で大変なこと)
子どもが小学校に入学する時に、自分の父親が勤務先の定年を迎えたので、思い切って社員になりました。

勤務先は遠い所は避け、家の近くの会社に入社をきめました。会社員になり1番の悩みは、子どもの行事に参加する大変さでした。

会社は、わたしの環境を理解してくれ協力的でしたが甘えてばかりでは周りの人にも迷惑をかけてしまいます。有給をうまく利用しながら、子どもにも我慢をしてもらいながら勤務していきました。

また、少し大きくなるとスポーツをやりたがるようになりました。当番などがある為やらせたくなかったのですが、子どもが勝手に体験等にいくようになり入団させました。

試合があっても見に行ってやれない事も多いですが、高校生になってもそのまま続けているスポーツは、仕事優先ばかりを考えず、子どもに唯一出来る限りしてあげられたことだったと思います。
 

沢山の周りの方の優しさや出会いに支えられて他の子どもとあまり変わらず育ててこれたことが誇り

(シングルマザーとして誇れること)
経済的に考えると子どもがたまにお父さんがいたら生活が余裕でお金が沢山あったよね・・と言われます。

うちは離婚にてシングルマザーになったのですが、離婚について文句も言われます。ですが、そんな話しができるほど強く、明るく育ったところは誇れます。ですがシングルマザーとしての誇りはありません。

夫婦そろって育てる事が出来ればそんないいことはないと思うからです。

でも色々な事情にて夫婦で子育てはできませんでしたが、沢山の周りの方の優しさや出会いに支えられて他の子どもとあまり変わらず育ててこれたことで、楽しく子育てしてきた事は誇れると思います。
 
(17歳男の子、15歳女の子)