子どもの成長に合わせ、ワーママ自身もやりたいことに挑戦

yoga


出産・育休後に働き方を変えたワーキングマザーの体験談シリーズ。

保育園のお迎え時間の都合など育児を優先させるために、正社員からパートや正社員だけど時短勤務というように働き方を変えた(変えざるを得なかった)経験のあるワーママの体験談です。
これから同じ様な悩みを抱えるワーママに少しでも参考に、少しでも勇気を与えられれば・・・

今回は、産後は在宅ワーク→パートタイム→再度正社員→フリーヨガインストラクターと働き方や職業を変更し、現在はヨガインストラクターとして働くワーママの体験談です。

在宅ワークで収入激減もストレスなく育児を優先にできた

(仕事内容や責任、給与などの待遇面はどのように変わったか)
産後2年ほどは在宅で入力などの仕事を請け負っていたので、収入は激減しました。
が、自由な時間に受けたい仕事のみ行っていましたし、入力を正確にするだけなのでストレスもなく育児優先で仕事で来て助かりました。

その間にパソコンの資格検定をとりパートタイムの仕事をはじめ、再度ほかの会社の正社員になり収入も責任も子供を産む前より上がりました。

現在は、フリーの仕事なので自由気ままにそこそこの収入になっています。

子どもの成長に合わせてワーママ自身も仕事を変えてきた

(なぜ働き方を変える決断をしたのか。また、その決断の過程での困難や葛藤)
最初の正社員を辞める時には、妊娠中の経過があまりよくなくその時点で仕事をやめるよう医師からもいわれましたので何の迷いもなくやめました。

そのあとは、なれない育児を優先させつつ多少時間もできたので在宅ワークに切り替え、そのあとも子供の成長に合わせ自分の時間が増えるのでその時の自分の気持ちのおもむくままに仕事を変えてきました。

二人目を産んだ後は育児だけではむしろストレスになると感じ、思い切って契約社員に応募し、その後試験を受けて正社員になりました。

最初は収入もあがり、仕事が楽しかったのですが、男女平等の会社だったため主婦でも母親でも容赦なく責任を持たされ徐々にストレスを抱えるようになってしまったことと子供たちがさみしがったのでその仕事も6年ほどでやめ、現在はヨガのインストラクターでフリーで働き、子供たちとの時間も十分取りながら楽しく仕事をしています。

私の場合は、困難や葛藤というのはあまりなく転職をして今に至っています。

子どもがいることを言い訳にせず、母親自身が生き生きと働くことが大事

(ワーママとして働き続けることについてどう感じたか)
母親がストレスを抱えていると子供にも影響するといわれています。

不景気の昨今、養育費もかかるのでなかなかストレスなく自由に働くことは難しいとは思いますが、その時々の自分の年齢・体調・気持ちをしっかりみつめて自分がどうしたいのか?そして子供たちがどうしてほしいのか?をじっくり観察したうえで方向性を決めることが大事だと思います。

方向性が決まったら、あとは時間がない、お金がない…など言い訳はせずにそれに向かって精一杯突き進めばおのずと道が開けるのかな?と思います。マニュアル通りな自己啓発本に出てきそうな文章になってしまいましたが、本当にその通りだと思うのです。

子供がいるから、やりたい仕事もできないと子供のせいにしては子供がかわいそうですし自分自身もつらくなるのでやりたいと思ったらチャレンジしたほうがよいと思います。

私の場合には、駅前保育園は定員でダメでしたがほかの保育園に入れることができたので思うとおりに働いてこられましたが、今の若いお母さんたちはそうもいかないかもしれません。

保育園を増やし、待機児童を減らさないと若いお母さんたちが働けません。
働けない→母のストレス→虐待になる可能性もありますし、働けない→収入減→子供にやりたいことをやらせてあげられなず格差につながることもあります。
ぜひ、待機児童0をめざしてほしいです。

生き生きと働くお母さんをみて子供たちも明るい未来を夢見て豊かな社会になるのではないかと思います。

(ヨガインストラクター)