育休中は”早く働きたい”、仕事復帰後は”早く子供に会いたい”

ehon_hahako

 
出産後は急に時間の流れが変わるワーキングマザー。

今回は、34週で産休に入り1年間の育休を過ごしたワーキングマザーの育休・保活エピソードです。

育休中はどのように過ごしたらいいの?待機児童が多く保活は大変っていうけど具体的に何が大変なの?
 

子供はとってもかわいいのですが、一人で遊び相手をするのは飽きるし大変

(育休中の過ごし方)
育児休業期間中は毎日散歩に出たり、支援センターに通ったりして子供中心の生活をしていました。

もともと人見知りのためママ友を作るとかは苦手でしたが、毎日子供のいる友達と遊んだりできるわけではないので、子供同士が触れ合えるようにとイベントなどの情報収集をかかさずに出来るだけ親子イベントに参加するようにいていました。

正直子供はとってもかわいいのですが、もともとすごく子供大好きというわけではなかったので、一人で遊び相手をしているのは飽きるし、大変で早く仕事したいなと思っていました。
 

一時保育だと保育料のために働いているかのように高いためフルタイムでの仕事復帰は諦めた

(保活で大変なこと苦労したこと)
病院系列の保育園に入れると聞いていたので、安心していたものの直前で優遇はしないことになり焦りました。

10月生まれだったので新年度で預けるとまだ半年。

出来るだけ一年は一緒にいてあげたいと思い、最悪仕事復帰できないことも考えました。

私の住んでいた地区は年度途中入園の場合、希望の一ヶ月前に申請するため本当にギリギリで決まり準備にバタバタしてしまいました。

第2希望の保育園がたまたま10月に改装して園児を数名受け入れが出たので第2希望で入ることができました。

自分の職業も病院の専門職で、保育園もたまたま募集がかかった時期だったのでとても運が良かったと思います。

この時はすんなり行ったものの引っ越すことになり、仕事を退職した後、新しい土地での保育園は見つかりませんでした。

待機児童0(ゼロ)と聞いていたのですが、役所に行ってみたところ「今は空きがないから入れない。」と申請すらできませんでした。

それは待機できないなら待機児童0ですよね。。。

幼稚園までまだかかるし、一時保育だと保育料のために働いているかのようになってしまうくらい料金が高くフルタイムでの仕事復帰は諦めました。

恵まれたことに親が近くに住んでいるので平日短時間でパートに出ることができました。
 

育児休暇中は早く働きたいでしたけど、仕事復帰後は「早く子供に会いたい」に変化

(職場復帰する際の不安・育休期間中にやっておけば良かったこと)
1年間の育児休暇のあとの職場復帰は本当に不安でした。

技術職であったのでそれそ忘れてしまってるんじゃないかとか、みんなのスピードについて行けるのかとか、患者様に針を刺すということがもの凄いヘタクソになっていたらどうしようといった自分の技術に対する不安が大きかったです。

人間関係の方は育児休暇中も何回かお茶菓子を持って顔を出すようにしていたのでそんなに不安はありませんでした。

1年の間に知らない人が増えたりはありましたが、9年間勤めていたところだったので復帰してすぐに産休前と同じような感覚で働くことができました。

しかし、やっぱり保育園からの頻繁な呼び出しの電話に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

周りのスタッフが優しく「早く帰りな」と言っていただける環境でとても働きやすかったです。

長く勤めていないとなかなか上達しない仕事だったので「どれだけ休んでもいいからやめないで」と言われその点でも技術職で良かったと思いました。

そして周りも多くの看護師さんたちがワーキングマザーとして先輩だったのでお互い協力し合いながら仕事が出来ました。

育児休暇中は早く働きたいと思っていましたが、やっぱり仕事をし始めると「早く子供に会いたい!!!」という思いでいっぱいでした。

育児休暇中、無理のない範囲で色んなところに連れて行きましたが、保育園に行き始めるとたくさん風邪ももらってくるのでなかなか出かけられなくなりました。

1歳になったらあそこ行こうとか、旅行行こうとか思っていたのにそれどころではなくなりました。

せっかくなら育児休暇中に旅行に行っておけばよかったなと思いました。
 
(ライター:前職は病院勤務臨床工学技士で現在は電機店のパート)
 

働く女性の働くレシピからのアドバイス

いかがでしたか?

すごく理解のある職場で羨ましい限りですね。

子供の成長と共に可愛らしさも増してきますし、愛着もでてきますので、「早く子供に会いたい!!!」というお気持ちすごくわかります。

また、そのように感じたワーキングマザーは少なくないはずです。

子供が小さなときも一瞬ですので、楽しんでください。

育休明けに働き方を変えたワーママへ3︎つのアドバイスも併せてご覧ください。