他者紹介をして客観的にみた自分を自覚し、自己診断や職業適正に役立てた

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働く女性の学生時代の就職活動体験談。

学生にとって就職活動は不安がいっぱい。
仕事内容や社風だけでなく、結婚・出産・育児などライフイベントまで意識するとどの会社がいいのか悩んでばかり。

既に社会人となった働く女性がどのように就職活動を過ごしたのかをお届けし、これから社会に一歩踏み出す女子学生のお役に立てれば・・・。

今回は、銀行に就職して事務職として働く女性の体験談です。

社会に出てとても大きな責任を背負うことが、果たして自分にはできるかどうかが不安で仕方なかった

(学生から社会人になる際に不安だったこと)
学生時代は365日自分の自由に時間が使えることに対して、社会人になるとそれができなくなり、1日のうちのかなりの時間を仕事で拘束されてしまうことが嫌で仕方なかった。

ですので、社会人になった時に自分の時間がもてるかどうか、すごく不安でした。

それから、アルバイトなどでは大した責任はなかったが、社会に出て、一人の大人として扱われるということは今までとは違うので、とても大きな責任を背負うことが、果たして自分にはできるかどうかが不安で仕方なかったです。

あとは、仕事が続くかどうかが心配でした。

リーマンショックによって急きょ内定が取消しになり、この怒りをどこにぶつけたらいいかわからず混乱した

(就職活動で失敗・苦労・後悔したこと)
リーマンショックが起こった年に就職活動をしていました。

リーマンショックが起こる前に、わたしは内定をもらっていたのですが、リーマンショックによって、急きょ内定が取り消しになりました。

景気によるものだから、どこにこの怒りをぶつけたらいいのかわからず、ただただ混乱しました。

けっこう早い時期に内定をもらっていて、そこの会社に入社する気満々でいたので、内定後はすぐに就職活動をやめてしまいました。

なので、第二、第三候補にしていた企業も面接にも行かなかったので、有る意味で、余っていた起業(まだ募集をしている企業)しか面接を受けられなかったです。

今考えると、何社か内定をもらうまでがんばって就職活動をして、最後にどこの企業にするか選べばよかったと後悔しています。
 

他者紹介をし合い客観的にみて自分はどういう人間なのかを自覚して、自己診断や職業適正に役立たせた

(就職活動でうまくいった・工夫したこと・内定をとるコツ)
自分自身のことって、自分が一番よくわかっている気がしていますが、必ずしもそうではありません。

わたしは友人とお互いのいいところ、尊敬しているところ、自分からみた相手の特徴など、他者紹介をし合いました。

それをすることで、周りから自分はどうみられているのか、客観的にみて自分はどういう人間なのかということを自覚して、自己診断や職業適正に役立たせました。

あとは、バイト先や家族、本当にいろいろな人の仕事について聞きました。

学生の頃の自分は、あまりたくさんの仕事を知らなかったので、世の中にある仕事の種類や内容、社会人の苦労話を聞くことで、自分に向いている仕事は何か、考える材料にさせてもらったことは良かったと思う。
 

仕事は一生やり通して行くので、楽しいと思えるものや自分がやりたいと感じたものを優先させた方がいい

(現在の会社で働き続けることに不安は?)
不景気だとか、なかなか仕事が決まらないなど、ネガティブなことをよく耳にします。

でも、仕事は一生やり通して行くものですから、少しでも楽しいと思えるものや自分がやりたいと感じたものを優先させた方がいいと思います。

お金は後からついてくるものですから、まずはやる気があるかどうかです。そして、その気持ちを面接で伝えればいいと思います。
 
(銀行の事務職に就職)