男性が苦手なのに、ろくに練習もせず本番に臨んでいたため面接に苦労した

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働く女性の学生時代の就職活動体験談。

学生にとって就職活動は不安がいっぱい。
仕事内容や社風だけでなく、結婚・出産・育児などライフイベントまで意識するとどの会社がいいのか悩んでばかり。

既に社会人となった働く女性がどのように就職活動を過ごしたのかをお届けし、これから社会に一歩踏み出す女子学生のお役に立てれば・・・。

今回は、新社会人としてメーカーに就職した働く女性の体験談です。

奨学金のことや一生一人で生きていく可能性があることも考えると、漠然としたお金に対する不安があった

(学生から社会人になる際に不安だったこと)
300万ほど奨学金を借りていたのでお金のことが心配でした。

また、将来結婚できるかどうかわからないので一生一人で生きていく可能性があることも考えると一般的にあまり給料が上がらないとされている一般事務職よりは総合職に就きたいと思っていました。

奨学金のことや一生働き続ける必要がある(結婚しない)可能性を考えると、半年で辞めてしまったが再就職がうまくいかなくて、そのままフリーターになるというような事態は出来るだけ避けたいと思っていました。

このように漠然としたお金に対する不安を抱いていました。

もともと男性が苦手で面接が嫌いなのに、ろくに練習もせず本番に臨んでいたため面接に苦労した

(女性として就職活動で大変だった・苦労したこと)
筆記で引っかかることは少なかったのですが、男性(特に年配の男性)が苦手であったために面接がなかなかうまくいきませんでした。

どうしても緊張してしまい思うように話すことができず、大学の就職センターで面接の練習をしてもらいました。

面接を担当してもらったのも男性の職員でしたがその方がとても優しくて、私が不安に感じていることや自分の欠点だと感じているところに対して前向きなコメントをしてくださったおかげで少し自信がついてそれ以前に比べると堂々と話ができるようになりました。

結局は慣れの問題だったと思いますが、もともと男性が苦手で面接が嫌いだったのに、ろくに練習もしないで本番に臨んでその場で落ちたと確信できるような悲惨な面接を経験してしまいました。

そのせいで余計に面接に対する恐怖心を抱いてしまって練習に行くまでに時間がかかってしまいました。結果的には就職できましたがもっと早く練習を重ねていればもっと志望度の高かったところに行けたのだろうかとも思います。

そのほかに女性としての就職活動において大変だと感じたのは身だしなみです。

髪色や髪型、化粧、スカートなのかパンツなのか、最低限のヒールが合って疲れにくいパンプス、ブラウスの襟は開けるタイプなのかきっちり締めるのか、ジャケットのボタンはいくつのものにするのか・・・。

夏は化粧崩れにも気を使うしストッキングはすぐ伝線するし・・・。男性に比べると選択肢が多い分自分に適したもの、自分の目指す業界に適したものを考えるのが大変で男性がうらやましかったです。

個人的には目指すところが特別な業界でない限り無難なスタイルにしておけば楽だと思います。

髪型は結局ロングヘアを一つに束ねて、前髪は伸ばして斜めに流してがっちり固めておくのが髪型が乱れたときの対応も一番楽だったので後半はずっとこれを通していました。
 

事業内容や仕事の内容よりも職場環境が自分に適しているかどうかを重視して決めた

(社会人の最初の会社としてその会社を決めた理由)
私はあまり選択肢が多くなかったのですが、そこに決めたのは一番まともな会社だと感じたからです。

会社の設立年数が浅くなくて、面接で会社を訪れたときに「合わないな」と感じるような場面がなかったこと。

また、条件の面から見て給料や年間休日に不満がなかったことや、社長や人事の担当者など面接を受けたときや訪問時に出会った社員に違和感を感じなかったことです。

あとは若い社員が極端に少なくないかどうかくらいです。

本当に興味のあった分野の会社には受からなかったので、事業内容や仕事の内容よりも環境が自分に適しているかどうかを重視して決めました。
 

子供のことを考えると神経図太くないとやっていけないと、職場の子育てしながら働く女性を見ていると感じる

(現在の会社で働き続けることに不安は?)
パートとして入社して正社員になった後、出産のために休暇を取って復帰をして育児をしながら働いている方がいるので前例がある分不安はあまりありませんが、私は残業が多いのでもしも私が結婚、出産という運びになった時に今と同じ状況では子育てなんてできないだろうなとは思います。

結婚、出産までは良いとして、ハードルが高いのは育児をしながら働くことだと思います。

共働きだとしても結局大体の育児は男性よりも女性が担当することになるでしょう。男性が育児休暇を取れないような状況ではそれは仕方のないことだと思います。

復帰をしてからも男性はやはり「子供の送り迎えがあるから」なんて理由では定時に帰宅なんてできない場合が多いでしょう。

結局は女性が早く家に帰って家事をこなし、子供の世話をすることになることが多いと思います。

保育園だってずっと空いてるわけではありませんから迎えに行くためには7時8時まで残業なんてできませんし、子供が熱を出せば早退しなければならない。

そんな時は仕方のないことだと周りも分かっていてもま気まずかったり肩身が狭かったりすると思います。

まだそれが当たり前にできる環境で働いている人は少ないと思います。

子供のことを考えるとちょっと神経図太くならないとやっていけない場面もあるだろうなと職場の子育てしながら働く女性を見ていると感じます。

幸い私の働く会社はフレックスで、名ばかりのフレックスではなく実際に機能しているので、朝子供の世話をしてから出社することは可能なのでその点においてはまだ恵まれているほうなのかもしれません。
 
(メーカーに就職)