仕事と育児の両立には時短勤務が現実的な選択。でも仕事と育児に追われる日々。

kaigo


出産・育休後に働き方を変えたワーキングマザーの体験談シリーズ。

保育園のお迎え時間の都合など育児を優先させるために、正社員からパートや正社員だけど時短勤務というように働き方を変えた(変えざるを得なかった)経験のあるワーママの体験談です。
これから同じ様な悩みを抱えるワーママに少しでも参考に、少しでも勇気を与えられれば・・・

今回は、正社員として8時間から5時間の時短勤務へ変更して職場復帰した介護職として働くワーママの体験談です。

時短勤務でも仕事内容や責任は変わらないため、以前より効率よく働くことを意識

(仕事内容や責任、給与などの待遇面はどのように変わったか)
仕事内容や責任は特に変化はありません。
1日3時間の違いというのは非常に大きいです。

とにかく自分のやるべきことを時間内にきっちり終わらせること、また引き継ぎをしっかりしておくことが今までよりも求められるようになりました。

給与はフルタイムの時の8割ほどになりました。以前より効率よく働いているつもりではいますが、5時間でこれだけの給与をいただいていることには感謝しています。
 

実家は遠方、夫は激務、時短勤務が仕事と子育て両立の現実的な選択

(なぜ働き方を変える決断をしたのか。また、その決断の過程での困難や葛藤)
夫婦ともに実家が遠方であり、頼れる人がいないということが最大のきっかけになりました。

また夫は激務で早朝に出て行き帰ってくるのは深夜です。
休みも週に1日あればいいというような状況ですのであてになりません。

もともとはフルタイムで復帰するつもりでいたのですが、このような家庭状況をご存知である上司から、とりあえず1年は時短勤務にしてはどうかという提案をいただきました。

最初は時短勤務になることで周囲に迷惑をかけるのではないか、それならやめたほうがいいのではないかなどいろいろ考え、悩みました。
しかし、仕事もとても大切ですがやはり自分で出来る限り子育てをしたいという気持ちもあったので、現実的に両立が可能であるであろう時短勤務という形を選択しました。
 

時短勤務でも仕事と育児に追われる毎日。でも誇りを持って毎日仕事と育児を両立。

(ワーママとして働き続けることについてどう感じたか)
やはり子どもが熱を出した時などは大変です。
保育園ではしょっちゅういろんな菌をもらってきますし、お迎えのお呼び出しもあります。

幸いにもわたしの職場は子育て経験者が非常に多いこともあって理解がありますが、それでも申し訳ない気持ちでいっぱいになりますし、その度にこの選択でよかったのだろうかと考えさせられます。

時短勤務でも仕事と育児に追われ、家に帰ってもほっと一息つく時間もないような生活の中で、時には疲れからイライラしてしまい、子どもにあたってしまって後悔することもあるのが事実です。

しかし、悩みながらもそれでも自分の仕事に誇りを持って日々働いていますし、その姿を見て娘も何かを感じとってくれたらいいなと今は思っています。
 
(正社員、介護職)