子供のしつけは、子供の気持ちに寄り添っていかないと伝わらない

ehon_hahako

 
先輩ワーキングマザーの皆様!現役ワーキングマザーからの悩み相談を聞いてください。

子育てを終えた今だからこそわかる子育てしながら働くことの良さやあの時の後悔。

今回は、男の子が二人いて自営業で働く元ワーキングマザーの体験談です。
 

子供のしつけは、子供の気持ちに寄り添うようなやり方でないと子供に伝わらない

(子育てから学んだこと・成長したこと)
子供のしつけは、親が子供に言うことを聞かせるのではなく、子供の気持ちに寄り添うようなやり方でないと子供に伝わらないと思います。

頭ごなしに叱りつけたり、げんこつしたりしても意味がなく、子供はまた同じことを繰り返します。

子供は同じことを繰り返すことで、親に対して自己主張しているにすぎないのです。

なぜなら、どうして自分が叱られているかわからないし、納得できていないからです。

子供は納得できる理由があれば言うことを聞き入れてくれるし、理解しようとします。

親は上から目線ではなく、子供と同じ目線や立場になって考えて、言葉や態度で示さなくてはならないと思います。

大切にされている、愛されていると感じないと、親の言葉は素直に聞き入れてくれません。

温かさの感じられる言葉づかいや接し方もまた重要です。

1番大切なのは、聞いてもらうには、まず聞くことです。

子供の話を何でもいいから毎日聞くようにすること、子供は自分の話を聞いてくれた人の話は素直に聞いてくれるようになります。

私も毎日子供の話を沢山話を聞いています。
 

第二子の出産後は体力的にも精神的にも余裕がなくて、長男にちゃんと接してあげられなかった

(子育てで後悔していること)
私は男の子が二人いますが、歳が5つ離れています。

長男は5歳までひとりっ子で育ってきたので、弟が出来て自分に注がれていた愛情や注目が弟に向けられると、とても攻撃的な態度を取るようになりました。

私は、長男が寂しくてイタズラしたり言うことをきかないことはわかっていましたが、出産して間もなく体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいで、ちゃんと接してあげられませんでした。

長男は私ではなく私の母に甘えるようになり、お風呂に入るのも寝るのも私の母と一緒になりました。

嫉妬の裏返しだったと思うのですが、私とはお風呂に入るのを嫌がるようになりました。

私は悲しいのと寂しいので、長男を叱ったことがあります。

なぜ優しく接してあげられなかったのか、今でも後悔しています。
 

子供に手をかけ、心をかけ、言葉をかけ、いろんな愛情をかけて育ててください

(現役ワーキングマザーへアドバイス)
子供が小さいのはほんの少しの間です。

時間の経つのはあっという間です。

永遠に感じられるような辛い子育てをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、子供はすぐに大きくなって、あなたを見下ろす日がすぐにきます。

手をかけ、心をかけ、言葉をかけ、いろんな愛情をかけて育ててください。

あなた自身も子供から学び、子供から育てられ、いろんなものを与えられます。

私は色々と子育てで後悔していることもありますが、無駄な経験は一つもありません。

失敗は誰でもあります。

自分を責めず、子供も責めず、一緒に生きていく自分の分身を大切に大切に、そして一緒に過ごす今という時を大切にして下さい。
 
(男の子が二人いて自営業で働く元ワーキングマザー)