在宅で子供のお昼寝時間や就寝後に仕事ができるのは独立の魅力

computer_couple

 
起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。

働く女性にとって起業・独立は、仕事と育児を両立するための手段のひとつになりつつあります。

今回は、独立してハンドメイドアクセサリーの販売および教室講師で働くワーキングママのストーリーです。
 

出産を機に在宅でできる仕事はないかと考え始めたのが独立のきっかけ

(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
私は海外の日本人が住んでいないような小さな町に住んでいます。

こちらで少し仕事を探しましたが、現地の大学を卒業していないと就職は難しく、パートで日本語の講師やウェイトレスを少ししておりましたが、いつも経済的にも条件でももっと満足できる仕事はないかと思っておりました。

独立したきっかけは出産です。

子どもが生まれてから、家事も育児もしっかり自分で納得いくよう両立したい、しかし自分のキャリアなども考えて仕事もしたい。

そう思った時に在宅でできる仕事はないかと考え始めました。

ペーパークラフト講師や、オンライン日本語講師、フリーランスライターなど色々と考えましたが、以前から周りの人に私が趣味で作っていたピアスがとても可愛いと言われていたのを思い出し、ハンドメイドアクセサリーをネット販売する事業を始めるに至りました。
 

在宅で子どものお昼寝の時間や夜寝た後などに仕事ができるのは大きな魅力

(起業/独立のメリット)
最大のメリットは私のライフスタイルに合っているということです。

特に経済的にプレッシャーがあるわけではないので、収入はあまり重要視していません。

私の中で一番大切なことは、家事と育児と仕事が全て両立できることです。

そして全てを両立させるためには在宅ででき、また時間拘束されず自分の隙間時間を見つけてできる仕事でないといけません。

現在の仕事は自分のペースでアクセサリーを作り、それをネットで販売するだけなので、注文が入って発送する以外は全て自宅でできます。

子どもがまだまだ小さくて手のかかる年齢ですが、お昼寝の時間や夜寝た後などに仕事ができるのは大きな魅力です。
 

何もないところから事業を立ち上げるというのは、想像以上に大変ということを痛感した

(起業/独立のデメリット)
何もないところから事業を立ち上げるというのは、想像以上に大変なんだということを始めてから痛感しました。

大学の勉強から会計学や簿記の知識は少しあったものの、帳簿のつけ方や税金のこと、法律に関することはまだまだ慣れておらず時間がかかります。

また事業を立ち上げる際に保険加入などの必要もあることを知り、改めて自分の無知さを感じました。

そのため、まだ成功するかもわからない事業に、少なからず初期費用がかかったのも、その当時はストレスでした。
 

時間はかかりますが、しっかりとプランを作ることが成功への近道

(起業/独立へアドバイス)
アイデアと起業には実は大きなギャップがあります。

「こんなことしたい」と思い描くのは楽しいのですが、その裏には税金や法律関係などややこしい手続きなどもしなければなりません。

時間と費用もかかります。

大切なのはしっかりとしたビジネスプランを作り、金銭面・法律面の入念な調査をしておくことだと思います。

ただ起業すると自分にとって大きな自信につながりますし、何よりも大きなやりがいを感じることができます。

私のように自分のライフスタイルにバッチリと合って、ストレスのないまさに自分にとって理想的な仕事を確立できることもあるかもしれません。

時間はかかりますが、しっかりとプランを作ることが成功への近道なのではないかと思います。
 
(独立してハンドメイドアクセサリーの販売および教室講師で働くワーキングママ)