子供の小学校入学で今までの勤務時間で働けなくなったのが起業のきっかけ

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起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。

今回は、独立して整体師として働く女性のストーリーです。
 

子供が小学校に就学することにより、今まで通りの勤務時間まで仕事ができなくなったのが起業のきっかけ

(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
整体師養成所に通い整体師の免状を取得し、同店舗にてインターンを終え、3年程整体師として店舗に勤めていました。

もともとは起業する予定はなかったのですが、子供が小学校に就学することにより、今まで通りの勤務時間まで仕事ができなくなったのがきっかけで起業を考えました。

自身で店舗兼住宅を借りて整体師としてのお仕事を続けながら、私自身も安心し、また子供が安心して帰ってこれる場所を作ることによって仕事にも打ち込めると思ったからです。
 

自分で決めて自分で行い、反省し、自分の判断なので、誰かのせいにすることもなく責任感はより強くなった

(起業/独立のメリット)
個人での開業なので、自身のやりたいプログラムやメニュー、新しいことへの取り組みが可能であることや、仕事の内容を自由に決めることができるというのが一番のメリットであると思います。

従業員を雇っているわけではないので、従業員同士の衝突などもなく人間関係に頭を悩ませるといったこともありません。

全てが自分で決めて、自分で行い、反省し、誰のせいでもなく自分の判断でのことなので、誰かのせいにすることもなく責任感はより強くなります。
 

独立後は金銭面的にお客様が来なければ収入がないので、月々のやりくりに頭を抱えることがよくあった

(起業/独立のデメリット)
全て自身で決めるので、誰かと相談したりといったことができないということがデメリットの一つです。また、全て自分の責任になるので、そういった部分では精神的にきついこともあります。

金銭面的にも、お客様が来なければ収入がありませんので、月々のやりくりに頭を抱えることがよくありました。

どうすればいいのか、どうしていけばといつも頭を悩ませていました。起業をするのは簡単だけれども、それを継続していくことは思いのほか大変だということが分かりました。
 

あまり深く考えず短絡的に物事を捉えていたので、独立する方は具体的に計画を立ててから独立した方がよい

(起業/独立へアドバイス)
私は当初独立するつもりはなく、きっかけがあってのことだったのですが、あまり深く考えず短絡的に物事を捉えすぎていたのだと思っています。

これから独立を考えておられる方は、もっと具体的に考えて計画を立てて独立をされることだと思います。

地盤をある程度固めているのであれば、不安を抱えて身動きがとれなくなるよりも、そこだけは短絡的に一歩前に前進していただければいいのではないでしょうか。

ほとんど無計画で思い立ったが吉日で動いた私から言えることはこれだけです。ただ、それでも店舗を構えることは前から計画していたかのようにトントン拍子に準備が進んだことは、きっとそうするべくしてのタイミングだったのかもしれません。
 
(整体師)