育児書やネットの情報が正しいと思い込み、神経質になったことを後悔

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先輩ワーキングマザーの方教えて!

子育てを終えた今だからこそわかる子育てしながら働くことの良さ。そして、あの時の後悔。

今回は、11歳の男の子を持つファーストフードの店長として働く元ワーキングマザーの体験談です。
 

経験した「忍耐」全てが学びそのもので、私の人間力をアップしてくれたと今は感じて

(子育てから学んだこと・成長したこと)
子育てを通じて自分自身が学んだことの一番大きなことは「忍耐」です。

子供を産む前の妊婦生活から生活の制限(アルコール抜きとか)や仕事面も制限したりと何かと忍耐が多く思えましたが、子供を産んだ瞬間からも忍耐の連続だったと思います。

アルコールやたばこを制限したり辞めたのも勿論忍耐ですが、睡眠時間も短くなり、見たいテレビや映画も産後の2~3年間はまともにみた記憶もありません。

独身時代からの友人との付き合いが思うように出来なくなったのも、まさに忍耐そのものでした。

そして、きっと母親になっていなかったら、お付き合いはしていないだろうな?と思うママ友グループにも入り、情報交換したりもかなりの忍耐でした(もともと社交的なタイプではないので)。

しかし、経験した忍耐全てが学びそのもので、私の人間力をアップしてくれたと今は感じています。
 

育児書やネットでみた情報が一番正しいと思いこみ、親も子も神経質になってしまっことが後悔

(子育てで後悔していること)
子供が産まれたその日から、育児書やネットでみた情報が一番正しいと思いこみ、少しでも違ったことが起きたり、子供がおもうようにいかないと凄くイライラしたり、ドキドキしたり心配性になりすぎて、親も子も神経質になってしまった部分がかなりの後悔です。

今思えば、子供の性格や行動が違うのは当たり前。

突発性湿疹や風邪をひくタイミングも人と違って当たり前。

なぜそんな事も分からずに焦っていたのだろうと?自分が恥ずかしくなるほどです。

それすらも分からなかった事にあきれるというのか、後悔しています。

もう少し余裕をもって穏やかに子育てしたかったなと。

そして周りの目ばかりを気にせず自分は自分というスタイルで子育てできなかった事も後悔のひとつです。
 

想い出話を沢山作るために、忙しくても一瞬でいいから手を止めてお子さんと向き合って!

(現役ワーキングマザーへアドバイス)
子育てとお仕事とでいっぱいいっぱいになってしまう事もあるかもしれません。

でも、同じ時間を過ごすならのんびり構えて笑っていた方が絶対いいと今になって思えます。

子育てに息づまり、イライラしたっていいんです。

1時間後にはいつもの自分を取り戻せば大丈夫。

時が経ち、子供が大きくなるのは本当にあっという間だった気がします。

あんな事があったね、こんな事もあったねと、子供や夫と想い出話を語る日はすぐにやってくると思います。

そんな想い出話を沢山作るために、忙しくても一瞬でいいから手を止めてお子さんと向き合えたらと思います。
 
(11歳の男の子を持つファーストフードの店長として働く母)