結婚・出産・子育てとハードルがありますが目標達成は自信につながる

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起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。

今回は、独立してネイルサロンで働く女性のストーリーです。
 

華やかな仕事に見えますが・・・他人の為に身を粉にして働くよりは自分自身の為に働きたいと思い起業

(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
以前、海外にあるネイルサロンで働いていましたがきちんとした就労ビザを持っていたのに、最低賃金さえ支払ってもらえずオーナーに話をしに行ったところ「うちはオープンしたてでお金が無いのは分かっているでしょ。」と言われました。

日本のネイルサロンでも労働基準法を守っていないところがほとんどで、華やかな仕事に見えますが結構裏はすごいことになっていることが多いです。

そこで他人の為に身を粉にして働くよりは自分自身の為に働きたいと思い起業しました。
 

お店の評価イコール自分の評価となるのが目に見えて分かるので、お客様をもっと第一に考えるようになる

(起業/独立のメリット)
頑張れば頑張っただけ自分にお金が返ってくることが多いです。

お客さんを得れば得る程稼ぎももちろん大きくなります。企業に勤めていたら自分の頑張りを認めてもらうまである程度時間がかかることが多いと思うし、わずらわしい人間関係も自分が事業主であればほとんどありません。

お店の評価イコール自分の評価となるのが目に見えて分かるのでお客様をもっともっと第一に考えるようになるし自分の接客スキルを伸ばせるという点でもかなり成長できます。
 

集客が最も大変で、宣伝するには莫大な費用がかかるし、ある程度お店が認知されるまでは時間がかかる

(起業/独立のデメリット)
一番大変だと思ったのは集客することです。宣伝するには莫大な費用がかかるし、ある程度自分のお店が認知されるまでは時間がかかります。

その間食いつないで行けるだけの貯金があればまだいいですが、もし貯金があったとしても毎日貯金が減っていくだけというのは多大なストレスとなります。

初期費用もかかるので最初の頃はやはり大変です。売り上げを向上させたくてセミナーなどにも顔を出しますがいちいちお金がかかります。

会社勤めならセミナーの費用等を出してくれることも多いかと思いますが、そういう点はやはり自分で全ての費用をもたないといけないので大変です。
 

経営する側の大変さを知れば、普通に会社勤めで働かせてもらえることに感謝できる発見もたくさんある

(起業/独立へアドバイス)
チャンスとやる気さえあれば一度はしてみることをオススメします。最初は小規模でメインの仕事と掛け持ちでもいいと思います。

経営する側の大変さを知れば、普通に会社勤めで働かせてもらえることに感謝できる発見もたくさんあります。そのような視点からも起業してみるというのは個人が大きく成長できる一つの手段だと思います。

女性は結婚、出産、子育てと男性よりたくさんのハードルがありますが目標をしっかりと持って達成できたときには揺るぎない自信へとつながります。
 
(ネイルサロン)