起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。
今回は、採用された会社から社員ではなく個人事業主として契約を結びたいと提案されたのを機に起業してライター・宣伝PRとして働く女性のストーリーです。
採用された会社から社員ではなく個人事業主として契約を結びたいと提案されたのが独立のきっかけ
(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
宣伝やPRの事務職として採用された会社から、社員ではなく個人事業主として契約を結びたいと提案され、自発的ではなかったものの結果的に独立することとなりました。
結婚・出産で働き方を見直したいと思っていた時期だったのも大きいです。
会社員であれば働く時間がきっちり決まっていますし、自分の裁量で変更するのは難しいです。時短制度がある会社であれば比較的働きやすいですが、ない場合もあります。その点、独立すれば働く時間はある程度、自由に決められます。
独立後は全ての仕事が自分のためだと実感。精神的にストレスが少なくすがすがしい。
(起業/独立のメリット)
会社員時代は、上から流れてきた仕事をいかに効率よく、皆の役に立つようにこなすかということを考えていました。ただ誰のために、何のためにやっている仕事なのかが分からなくなるときがありました。
独立してからは、全ての仕事が自分のためだと実感できますし、どんな仕事をしたいか、自分で選べるというのが精神的にストレスが少なく、とてもすがすがしいです。
今まで知らなかった、税務処理などを勉強するきっかけにもなりました。
黙っていても仕事があるわけではなく仕事を獲得するところから自分で動かなくてはいけないところが大変
(起業/独立のデメリット)
やはり会社員と違い、黙っていても仕事がまわってきてこなしていくわけではなく、仕事を獲得するところから自分で動かなくてはいけないところが大変です。
体調を崩したりするとその分仕事量は減っていくわけで、すなわち自分の収入も減っていきます。スケジュール調整と仕事量の調整もなかなか難しく、受けすぎてしまうと後で自分の首をしめることになります。
逆に仕事を絞ってしまうと思ったより収入がないことも。金銭面で安定していないのはデメリットですね。
独立・起業は収入が安定しないものの仕事をする上で精神的にストレスが少ない働き方を選択することができる
(起業/独立へアドバイス)
女性は人生のうちで結婚・出産・介護など仕事が続けにくい状況になることがありますよね。
もちろん、それらは女性だけが請け負うものではなくパートナーや家族と協力してやるべきことですが、「私がやらなければ!」という状況に置かれることもあるはずです。
独立のデメリットはやはり収入が安定していないということですが、それさえクリアしておけば(貯金があるとか、パートナーの収入があり生活費の心配はないとか)、仕事をする上で精神的にストレスが少ない働き方を選択することができると思います。
(ライター、宣伝PR)