終業〜子供の就寝までのやる事の多さにフルタイムで働くことは難しかった

pose_ng_woman


出産・育休後に働き方を変えたワーキングマザーの体験談シリーズ。

保育園のお迎え時間の都合など育児を優先させるために、正社員からパートや正社員だけど時短勤務というように働き方を変えた(変えざるを得なかった)経験のあるワーママの体験談です。
これから同じ様な悩みを抱えるワーママに少しでも参考に、少しでも勇気を与えられれば・・・

今回は、8時間労働から6時間に変更し、営業事務として時短勤務で働くワーママの体験談です。

育児休暇復帰後はサポート業務になるママが多く、不満ではないが、やりがいは育児休暇取得前よりはなくなった

(仕事内容や責任、給与などの待遇面はどのように変わったか)
仕事は営業サポートの内容に変更になり、給料は時短分少なくなりました。

子供が急に発熱したり、早退することも多いため、編集や企画職などは負担が多いと考えられ、育児休暇復帰後はサポート業務になるママが多いと感じています。

そこに不満を感じる方もいますが、育児が大変なので、私はそこまで不満ではありません。ですが、やりがいは育児休暇取得前よりはなくなったとは思います。育児に専念している期間なので、仕事より育児に重きを置いています。
 

家事と育児の仕事の多さに、フルタイムで仕事を続けることは難しいと思ったから働き方を変えた

(なぜ働き方を変える決断をしたのか。また、その決断の過程での困難や葛藤)
仕事が終わってから、子供を寝かせるまでの間の家事と育児の仕事の多さに、フルタイムで仕事を続けることは難しいと思ったからです。

保育園のお迎えに行き、夕食を作り、子供をお風呂に入れ寝かせる間に、洗濯や食器の片付けなどの家事を行わないといけません。主人は帰りが遅いので、1人で平日の夜の家事、育児をほとんど行うと、時短にしても時間が足りないと思うほどです。

会社では、時短にすることでサポート業務の仕事になってしまいますし、あまりやりがいを感じることはできないと思っていましたので、少し考えましたし、時短で働いている先輩ママや、時短を使わなかった先輩ママにも話を聞きました。

時短を使っている先輩ママの方が、少し余裕を持って仕事をしているなという印象でした。時短を使わなかったママは、子供と夕食を一緒に取ったことがないと言っていて、いつもヘルパーさんなどに助けてもらっていたという話を聞きました。

私は子供との時間を大切にしたいなと考えていたので、今は育児に時間がかかる期間だと思い、仕事よりも育児に時間をかけようと思い、時短を選択しました。
 

働きながら子育ては大変だと実感するも女性が仕事するのは、女性にとっても日本にとっても必要だと思う

(ワーママとして働き続けることについてどう感じたか)
ワーママは仕事もしつつ、育児も家事もかなりの割合で行っています。パパが協力的に育児や家事を行ってくれてはいますが、まだまだ労働時間が長く、ママの負担が多いと感じます。

本当に働きながら小さい子を育てるのは大変だと実感しています。それでも、女性が仕事するのは、女性にとっても日本にとっても必要だと思います。

子供が小さい期間は、時短などを使って少しでも子供との時間を取りながら、なるべく子供に負担のない働き方で続け、子供が大きくなったらもっとやりたい仕事を行う、というふうに、仕事の内容や労働時間を変化させていきながら、仕事を続けて行くのがいい働き方ではないかなと考えています。

そう思いながらも、女性の負担がもう少し軽くなるように、会社も今より更に幅広い働き方ができるようになったり、男性ももっと育児に専念する期間があってもいいと思います。

企業と、社会が、もう少し子育てに前向きな動きがあれば、ママたちの負担も少し変わるのではと思います。
 
(出版・営業事務)