
国家資格で働く女性の職業紹介シリーズ。
今回は、小規模保育園で保育士(保育歴4年)として働く女性のストーリーです。
待機児童問題の解決に向けて、小規模保育園の役割が年々重要性を増しています。
ところが保育士不足は深刻な状況・・・当ストーリーが保育士として働くこと・復帰することのきっかけとなれば。
大型園で働いていた時よりも丁寧な保育を心掛ける余裕が出来きました
(小規模保育園で働こうと思ったきっかけ)
自分自身保育園に通う我が子を子育てしている状況なので、無理なく働ける環境がよくて小規模園で勤め始めました。
また大型園のような慌ただしい環境の中保育をするよりも、じっくり一人ひとりと関わりを持ちたく希望しました。
実際に働いてみると、大型園で働いていた時よりも丁寧な保育を心掛ける余裕が出来ました。
オムツ替え1つにしてもバタバタとした環境の中での事務的な作業ではなく、お子様とのコミュニケーションをとる大切な時間だと感じられます。
小規模保育園では職員同士お互いを理解し易いし、若い先生は教育も受けやすい
(小規模保育園で働いて良かったこと経験)
小規模保育園では保護者様と密にお話しができること、お子様の成長を共に喜べることがやりがいに繋がっています。
また少人数なので、全園児のことがよくわかります。
保育者同士情報を共有し合って、困ったことがあってもみんなで最善の解決策を考えることが出来るので、1人で悩みを抱え込むということがありません。
保育の仕事はお子様・保護者様との関係づくりはもちろん大切ですが、保育者間のコミュニケーションもとても大切だと思います。
保育者同士、保育のやり方や信念を理解していないと衝突してしまうこともあります。
小規模では職員も少人数なのでお互いを理解しやすいですし、若い先生は教育も受けやすいと思います。
大型園だと日々の保育に追われ教育する側もいっぱいいっぱいなので、この点は保育士として成長する面では小規模ならではの良さではないかと思います。
小規模保育園で働くことを検討している保育士に一言
保育の仕事は人間関係がとても大切だと、これから働き始める新卒の先生(保育士)に知って頂きたいです。
給与がいくらよくても、離職率が高い職場にはそれなりの問題があると思います。
どこの園も保育士不足のため人員を確保する為に、求人広告はどこも良い事しか書いていません。仕事量はどこも多いです。
それは保育園として仕方のないことだと思います。
でも人間関係の面で、入社してから「こんなはずじゃなかった」と心を病まれることだけは避けたいです。
心の傷は次の職場へ移る際も重い足かせとなり、そのまま保育の仕事を離れてしまう人も多いです。
なのでリアルな現場の声を届けてもらい、しっかりと自分に合いそうな園を選んでほしいと思います。
最後に、、、
一人ひとりのお子様としっかりと向き合いたい方・ゆったりとした環境でお仕事されたい方は是非、「小規模保育園」を検討して頂きたいです。
成長過程やその時に必要な援助方法などじっくりと学ぶことができるので、自身の成長にも繋がると思います。
(保育歴4年の小規模保育園で働く保育士)
<小規模保育園見学会のお知らせ>
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