ワーキングマザーの仕事と家事・育児における時短術シリーズ。
毎朝の子どもの登園と出社、夕方は保育園のお迎えがから日中は定時まできっちり仕事。そして、帰宅後の夕飯の支度にお風呂に寝かしつけ。と、とにかくワーママには時間が足りない!
でも、仕事においても家事・育児においても実はワーママの生産性ってものすごく高いんです。そんなワーママの時短術を共有し合って、ワーママの少しでもお役に立てれば・・・
今回は、法律系の専門職として働くワーママの時短術です。
ワーママは経済的に自立できているという意識を日々感じていられることが非常に重要
(ワーママの良さ・素晴らしさ)
自分が「生きるうえでの全てを手にしている」という感覚。
自分がいて、子供がいて、家族がいて、友人もいて、それでいて社会の構成員であるという意識を、日々普通に感じていられることです。
それは、「経済的に自立できている」ということを自認しているということが大きな要因だと思います。
その意識は、後に述べる様々な葛藤と結局はプラスマイナスですが、女性とかワーママとかいう定義とは全く別に、「経済的な自立」というのは非常に重要なキーワードだと思います。
家事はいくら手抜きしてもいいけど、子育てには手抜きは許されないといった罪悪感がつきまとう
(ワーママの大変さ・辛さ)
働いていないお母さんと同じぐらいの時間をかけて「子供を丁寧に育てられない」「子供のためにゆっくり時間をかけられない」という罪悪感のようなものがいつも付きまといます。
家事はいくら手抜きしてもいいし、方法はたくさんあるけれど、、、子育てには手抜きは許されないと思うので、余計にそう感じます。
特に、子供が怪我や病気をした時は、自分のこれまでの人生が許せないぐらいの罪悪感に苛まれてしまうので、それが逆に良くないなあと思ってしまうほどになります。
仕事の進度状況や有給の予定など、スケジュールをこまめに周囲に知らせておくことで周囲の協力を得られ易い
(ワーママの仕事における時短術)
自分の仕事の進度状況や有給の予定など、スケジュールをこまめに周囲に知らせておくこと。
有給の申請などは事前の根回しはもちろん、ことあるごとに声高に「来週の火曜日、私は休みますので」などと宣伝しておきます。また、仕事が詰まっていたりする状況にある時は、できるだけ手の空いている人にお願いすること。
前述のような前ふりをしておけば、頼み方(言葉の使い方)ひとつで結構スムーズにお手伝いしてくれる人が見つかるものです。
お片付け・留守番・電車やバスの乗車・おやつや軽食作りと子供がひとりでできるように育てるのが究極の時短術
(ワーママの家事・育児における時短術)
掃除洗濯などの日常の不可避な家事は、誰もが実践されていることでしょうが、ため込むことは避けてなるべくこまめにこなします。
そのほか、家事についてはいくらでも小手先で「時短」ができますが…育児についてはどうでしょうか。育児はその場限りの「時短」ができないものだと思います。ですから余計に、「数年先」を見越した工夫が必要だと思います。
ひとりでお片付けができるように躾ける、ひとりでお留守番ができるように訓練する、ひとりで電車やバスに乗れるように時間をかけて教える、ひとりでおやつや軽食が作れるようにする…それは日々の積み重ねでしかありません。
でも意識して「教える・訓練する」のと、子供が勝手に成長するのを漫然と待つのとは違います。子供をできるだけきちんと一人前に育てるか、それが私の究極の「時短術」と言えます。
(法律系専門職)