国家資格で働く女性の職業紹介シリーズ。その職業を選んだきっかけ、その職業について嬉しかったこと・辛かったことなどを実話をもとにご紹介します。その職業に就くひとがひとりでも増えるきっかけとなれれば・・・
今回は、歯科衛生士として働く女性のストーリーです。
歯医者さんで優しい歯科衛生士のお姉さんに虫歯を治療してもらったことがきっかけで歯科衛生士を目指した
(歯科衛生士になったきっかけ)
小学生の頃、医療系の職業や人の役に立つ職業に就きたいと漠然と考えていて、それならば絶対に看護師になるんだと決めていました。
ですが恐がりの自分では夜勤のある仕事はできないなと現実的な事を考えて断念。
それでもやはり医療系の仕事がしたくて、たまたま高校3年生の時に歯医者さんで優しい歯科衛生士のお姉さんに虫歯を治療してもらったことがきっかけで、自分もこんな仕事がしてみたい!と憧れを抱き、歯科衛生士を目指すようになりました。
患者と世間話をする余裕も出てきて子育てのアドバイスを頂いたり、患者からのありがとうはやりがいを感じる
(歯科衛生士になって嬉しかった思い出・良かった経験)
歯科衛生士になって1~2年ぐらいは歯科治療、予防という作業を黙々とこなすだけで人とのつながりを感じる余裕がありませんでした。
ですが仕事をしっかり覚えてからは、患者様と世間話をする余裕も出てきて子育てのアドバイスを頂いたり、患者さんからの、ありがとう!口の中がすっきりして気持ちいいよ!とありがたいお言葉を頂けるようになって、仕事のやりがいをとても感じることができるようになりました!
また、歯が良くなったおかげでご飯が沢山食べられるようになって太ってしまったよという微笑ましいエピソードを聞くこともありますよ。
医院での治療のほかにも、小学校に出向いて歯磨き指導をすることもあり、お礼のお手紙を頂いた時にはとても嬉しい気持ちになりました。
手術中は長時間立ちっぱなしで気分が悪くなったり、むくみがひどくなったりと肉体的に辛かった
(歯科衛生士になった辛かった・苦しかった経験)
外科のある歯科医院なので、手術内容や手順、器具を覚えるのがとても大変でした。
滅菌も機械や方法など、事細かく分かれていて、しっかりやらなければ感染につながる大事な作業なので気が抜けません!手術中も長時間立ちっぱなしということも少なくないので、たまには気分が悪くなってしまったり、むくみがひどくなったりと肉体的につらいことがよくありました。
他にも手荒れがかなりひどくなりました。グローブが合わなかったり、1日の手洗い回数もかなり多いので乾燥がひどく、仕事を始めて3年ぐらいは季節関係なく常に指が切れていたり、湿疹ができていました。
皮膚科にも何度も通いましたが、10年以上経つ今では手荒れもあまりしなくなりました。
歯科衛生士は肉体的にもきつかったりしますが、患者さんからのありがとうの言葉で頑張れる職業
(歯科衛生士を目指す方に一言)
歯科医院によっては肉体的にもきつかったりしますが、とてもやりがいのある仕事ですし、医学も進歩していて日々勉強になります!
患者さんからのありがとうの言葉を頂けると、もっともっとも頑張れる職業ですよ!
(歯科衛生士)