起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。
今回は、出産後すぐに職場復帰するも会社に理不尽なこともされたため起業して、スイミングインストラクターやベビーマッサージのインストラクターとして働く女性のストーリーです。
出産後すぐに職場復帰も仕事がもらえなかったので、個人的にスイミング教室を開くことにした
(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
スイミングのコーチをしていたのですが、結婚してすぐに妊娠してしまいました。産休を所得して休むことができず、自分自身は出産2週間前まで入水していました。
出産後すぐに現場復帰したのですが、なぜかシフトに入れてもらえませんでした。
仕方なく個人的に指導していたお客様もいたので、施設を探しスイミングの個人指導教室を開くことにしたのがきっかけです。
また、スイミングの指導とは別にベビーマッサージの資格も並行して取得しました。子供もママにもマッサージをしたり、ベビースイミングにつなげるなど工夫をしたことで仕事が増加しました。実力が発揮できて、自分なりのおもてなしができるようにもなりました。
独立後は会社のやり方に従うことなく、自分自身のスタイルでスイミングの指導ができたのが良かった
(起業/独立のメリット)
起業して良かったことは、会社の規定にとらわれず、スイミングの指導も自分自身で工夫してできることです。
会社にいると、会社の指導のやり方があるのでそれに従わなければならず、自分の実力が発揮できなかったのですが、個人でやることで実力を発揮することができました。
収入面も会費など自分で決めることができるので、お客様の声にこたえれるような価格設定がきで、それがクチコミで広がり、顧客獲得につながりました。
また、自分の時間内で仕事ができるので、子供が小さくても一時保育の利用範囲内でできるし、ベビーマッサージは自宅でできるので、安心して仕事ができました。
生徒募集・トラブル対応・確定申告・健康管理などすべてが自分ひとりでやならければいけないのが大変だった
(起業/独立のデメリット)
まずは、自分自身の名前を知ってもらうだけの実績がまだなかったので、実績をあげることが大変でした。宣伝用のチラシ作りや名刺作りなどすべて自分ひとりでやらなければなりませんでした。
個人対個人なので、合わない人とかもいます。トラブルがあるとそのときは一人で対処しなければなりません。また、税金対策(確定申告)も素人だったので、税務署で聞きながら作成するのが大変でした。
体調が悪くても変わってくれる人がいないので、健康管理もしっかりやらなければ、顧客が逃げてしまうのも覚悟しなければいけませんでした。
今の会社であなた自身の個性が生かされていないのであれば独立・起業をおすすめします
(起業/独立へアドバイス)
まずは、やってみること。怖がっていては何もできないし、進歩もありません。
会社の中で個性を生かせてますか?
このまま会社にいてもあなた自身の個性が生かされていないのであれば独立・起業をおすすめします。自分の実力を発揮してこそ、女性の社会進出ができるのだと思います。
家族の手助けも必要ですが、やってみれば意外に出来るもんです。
まずは、行動して、もしダメならまた1からやればいいのです。失敗はつきものですが、怖がっていてはなにも始まりません。
(スイミングインストラクター ベビーマッサージインストラクター、健康体操教室)