
国家資格で働く女性の職業紹介シリーズ。
今回は、小規模保育園で保育士(保育歴14年)として働く女性のストーリーです。
待機児童問題の解決に向けて、小規模保育園の役割が年々重要性を増しています。
ところが保育士不足は深刻な状況・・・当ストーリーが保育士として働くこと・復帰することのきっかけとなれば。
大型園で乳児を担任する中で、子どもとじっくり関われているのか悩む日々があった
(小規模保育園で働こうと思ったきっかけ)
私は保育歴14年の保育士ですが、以前は大型保育園で働いていました。
大型保育園は、0歳~5歳までの子ども達の成長発達に関われることができたので各年齢の成長発達を知ることができました。
また行事も多く学ぶことがありました。
大型園の良さはたくさんありますが、何度か大型園で乳児を担任する中で、じっくりとゆったりと関われているのか悩む日々がありました。
もしかしたら、乳児期はもっと少人数で生活できることがいいのではないかと…その思いから、家庭的な小規模保育園で働きたいと思いました。
乳児期は成長発達が著しい時期で個人差もあります。
ひとりひとりのペースを大切にしながらじっくりと関わることで、子ども達自身も(自分が大切にされている)という感覚がもてると思います。
このような考えから小規模保育園を選択しました。
小規模保育園は第2の家庭のような環境だと思います。
保護者の子育ての思いを聞きながら受け止め、共に育てているという気持ちになれること
(小規模保育園で働いて良かったこと経験)
小規模保育園は落ち着いた環境で家庭的な雰囲気があります。
子ども達ひとりひとりに目が行き届くので、子ども達の成長発達に合わせ個人差も考慮しながら無理せずにいろいろな体験や経験をさせてあげることができると思います。
毎日の生活を丁寧に過ごすことで成長発達する子供の姿はとても自然で生き生きしています。
また職員の人数も少ないので、子ども達の様子を全員で把握し、その時々の子ども達の様子によって、対応の仕方など意見交換できるので心強いです。
一番の喜びは、保護者様の子育ての思いを聞きながら受け止め、共に育てているという気持ちになれることです。
長い時間離れている保護者様の不安や心配を受け止め、信頼関係を築き上げ安心してお預け頂いてているという実感がもてることは、保育士としてとても幸せなことです。
小規模保育園は乳児期にとってとても必要な環境だと思います。
小規模保育園で働くことを検討している保育士に一言
大規模園には大規模園の良さ、小規模園には小規模園の良さがあります。
例えば、小規模保育園は園庭も大きなホールもありませんが、家で過ごしているのと変わらないお部屋の中だからこそ子ども達も安心していられるという良さがあると思います。
自分が保育士としてどういう保育をしたいのか、何を優先するのかをじっくりと考えることが大切かと思います。
働く園の保育方針や環境が自分にあっているのか、何度か見学させてもらい話しを聞くことが大切だと思います。
働いている先輩方の話しを聞くことも参考になります。
その際は大型園の様子と小規模園の様子両方を伺えると参考になると思います。
(保育歴14年の小規模保育園で働く保育士)
<小規模保育園見学会のお知らせ>
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