働く女性の資格取得ストーリー。
ライフスタイルが変化する度に働き方に迷うことが多い働く女性にとって、資格は自分のスキルを証明する武器のひとつ。就職・転職・復職・独立のタイミングで有効に活用できます。
何か資格を取りたいけど、どんな資格がいいのかしら?
そんな悩める働く女性の少しでもお役に立てるよう、既に資格を取得して活躍する女性のストーリーをお届けします。
今回は、看護師資格を取得した働く女性のストーリーです。
慢性的に人手不足の看護師は子供がいても働き方も考慮してくれると思い、看護師資格を取得した
(その資格を取得したきっかけ)
憧れだったので取得しました。
仕事は色々とありますが、結婚して子供がいると独身の時のようには仕事を自由に選べないのが現状だと思います。
子供の病気や行事などでの休みが必要になり、その都度休みをもらえるほど、世間一般からすると母親の仕事は甘くないと思っています。また、一般的な仕事では早退も簡単にはできません。
看護師は、子供を1番に考えることができ、仕事にも誇りを持てると思います。
病院の形態によっては子供がいるとできない内容(手術室や救急病院など)もありますが、慢性的に人手不足の看護師は働き方も考慮してくれます。
また、女同士だからこそ分かってもらえることばかりなので、育児の相談をしつつ、子供の都合に関しては快く協力してもらえます。
専門的なことを覚えるのは想像以上に大変で、この仕事が好きで興味がないと勉強を続けることはできない
(その資格を取得する際や取得後に苦労・大変だったこと)
専門職なので、専門的なことを覚えるのは想像以上に大変でした。
この仕事が好きで興味がないと勉強を続けることはできないですし、何より赤点ばかりでは単位は当然もらえません。
また、学校に通って勉強する以外にも実習があるので、実際に病院に入院中の患者さんを看護する勉強が必要です。
その患者さんのことを考えて何の看護が必要なのか、その人の病気はどういったものなのかを考えなければいけません。
それには学校で勉強した以外のことも自分で勉強しなければ実習はできませんし、子供がいたので夜中に勉強するというかなり過酷な日々でした。
子供の年齢に応じて生活状況が変わっても、職場には同じママ達がいるので協力してもらいながら働ける
(その資格を取得して良かったこと)
子供の年齢に応じて生活状況が変わった時にでも、職場には同じ経験者のママ達が沢山いるので、協力してもらいながら働いています。
妊娠中や急な休み、早退、学校や保育園行事で連休になってしまうことなど、お互い様だからと嫌な顔せずに仕事のフォローをしてもらっています。
私が働いている病院は慢性期の高齢者が多いのですが、自分や親の将来のことを考えるきっかけになりました。
親が病気になった時、自分が高齢になって入院した時のことを考えています。看護師として働いてなかったら簡単に「長生きしたい」と思っていたかもしれません。
今は、私らしく最期を迎える為にはどうしたいか、ということを家族に伝えています。
患者は一人ひとり名前があり、家族がいて、これまでの人生は決して同じではないので個々を大切にして欲しい
(その資格を取得する上で学びのコツ、知っておいた方がよい情報)
病院や感染症、医療に関するニュースを興味を持って知ることだと思います。また、病気の人をいかに「一人の人間」として見られるかです。
病院に入院したり外来に来られた患者さんは全員「患者さん」なのですが、一人ひとり名前があり、家族がいて、これまでの人生は決して同じではありません。
「患者さん」と一括りにせず、個々を大切に思ってほしいです。
(看護師資格を取得した働く女性)