働く女性の職業紹介シリーズ。その職業を選んだきっかけ、その職業について嬉しかったこと・辛かったことなどを実話をもとにご紹介します。その職業に就くひとがひとりでも増えるきっかけとなれれば・・・
今回は、他の職業と違って、仕事の成果が見えやすいため、そこにやりがいを感じている看護師のストーリーです。進化する医学に日々努力していることも伝わってきます。
本心は看護師なら就職に有利で自分さえ我慢すれば、どこでも働き口があると思ったのがきっかけ
(看護師になったきっかけ)
母が看護師で身近だったからです。
と言うのは建前で本心は看護師なら就職に有利で自分さえ我慢すれば、どこでも働き口があると思ったからです。
高校を卒業してから、なりたい職業に一度就職しました。3年半で辞めて地元に戻りました。
さて、次は何をしようかな、と考えた時に、もうやりたい事ではなくて給料のいい職業にしようと考え、仕事情報誌で探していましたら、歯科衛生士がありました。
母に歯科衛生士になる事を伝えると、看護師になり、と言われ、専門学校の受験が受かったらしっかり勉強しよう、と思いました。4年のブランクがありましたが、専門学校に入学出来ました。
そこから初めて、看護師という仕事をゆっくり考えました。
看護師は自分の仕事の価値を直接患者さんの態度や言葉で受け取れることが嬉しい
(看護師になって嬉しかった思い出・良かった経験)
嬉しかった事は、やはり患者さんの力になれてる、というお言葉を近くで受け取ることが出来る所です。
自分の提供したサービスをもろにフィードバックできる職業もなかなかないと思います。
日曜、祝日、年末年始、盆、GW・・・世の中の方の休みとは全く関係なく毎日出勤し仕事していたら、それだけで感謝の意持ちを表してくれたり、処置することで症状が安定してく事で安心感を感じてもらったり、実際働いてみると、人と接する事が好きな人には日々勉強になる職業だと思います。
又、毎日医学、科学は進歩していうく中で一生勉強し続ける事が出来ると事もいいところです。
人生に勉強で終わりなんてないのでそれをしないといけない、という環境に置かれてる事もいい事です。
看護技術が思ったほどの効果を上げられなかった時や、痛い・辛い・嫌だと愚痴愚痴言われる事も辛い
(看護師になった辛かった・苦しかった経験)
行った看護技術が思うほど効果を上げなかった事が辛いです。
私が働いてる所は外来ですので普段は皆さんと同じように生活されてます。
週の数日、決まったように来て決まったように注射されるのが痛い、辛い、嫌だ、と愚痴愚痴言われる事も辛いです。
ただ、こういった事はもう死ぬか転院するまで続く事なので人間関係を作っていしまえば、いささか改善できる所でもあります。
ずっと気長に看護を展開できたり、案を練ったり、試行錯誤しながら構築出来るのはこの科の強みでもあります。
ただ、小さなクリニックでもありますので勉強会に必死に参加しないと置いていかれる懸念はあります。
重篤な患者さんは早急に大きい病院に送る判断や手続きをしなくてはいけません。それまでの救急医療もしなくてはいけません。滅多にある事ではないので全く慣れておらず、ここをもっと強めたいです。
(大阪府/看護師)