先輩ワーキングマザーの皆様教えてください!
今は目の前のことで精一杯ですが、子育てしながら働くことの良さや後悔。
今回は、小学校2年生の子供がいる元ワーキングマザーの体験談です。
実家の母や職場の同僚など周りの人に感謝する気持ちが芽生えた
(子育てから学んだこと・成長したこと)
子どもを産む前から、主人と相談して共働きをするということを決めていました。
主人も収入が多いわけではなかったので、家計のためです。
私も自分自身、子育てよりも仕事を重視していたということもあります。
当時は調理師として日曜日以外はフルタイムで働いていましたが、長女が3カ月、次女が10カ月の時に保育所に預けました。
子どもの病気の際には私の実家が近いこともあり、母に頼ることもでき恵まれた環境でもありました。
職場の同僚も協力してくれて、有給も取得しやすく、周りの人に感謝する気持ちが芽生えました。
その分、協力してもらった人たちには、こちらも協力できることは必ずお返しをするようになりました。
仕事と家事と子育てで、日々、忙しい毎日ですが、少しの時間でできることをスピーディーにこなすスキルが身についたと思います。
無理を言ってでも1年間は育児休業制度を活用すればよかったと後悔している
(子育てで後悔していること)
長女も次女も、月齢が小さい頃から保育所に預けていましたので、初めて立った、お座りできた、歩いたなどの赤ちゃんの成長を1番に見ることができなかったです。
いつも保育所のお迎えの際に、先生に教えてもらったり、連絡ノートの記載を見させていただいて知るという状況でした。
職場に育児休業制度があったので、無理を言ってでも1年間は制度を活用すればよかったかなと後悔しています。
子どもが病気になっているのに、子どもの事を可哀想と思うよりも先に、仕事があるのに有給を取る事をどうしよう‥と、心配する事の優先順位が間違っていたと思います。
決定的だったのは、次女が3歳の時に小児がんと診断された時でした。
ステージがⅣと最悪の状況で、闘病しましたが亡くなってしまいました。
今では仕事よりも家族を一番に考えていればと、後悔しています。
月齢が小さい時から保育所に通っていても、子どもが一番好きなのはお母さんとお父さん
(現役ワーキングマザーへアドバイス)
私は、月齢が小さい時から保育所に子どもを預ける事を、決して否定的には思っていません。
保育所に通っていても、子どもが一番好きなのはお母さんとお父さんだと思うからです。
赤ちゃんでも、働くお母さんお父さんの事をちゃんと理解していると思います。
働きながら育児をする事は、本当に大変ですが、お金を得る以外にも良いことがたくさんあります。
それは、社会と繋がっているという安心感です。
ただ、私の経験から、子どもの事は一番に見ていて欲しいと思います。
子どもの小さい変化などの気づきのうちに、小児科に行く、保育所の先生や親族に相談するなどの対応をすることが良いと思います。
(小学校2年生と生きているなら6歳の娘の母)