ワーキングマザーならではの転職体験談。
子供がいるとこんなにも転職活動が大変だとは・・・。
今回は、看護師として働く女性の転職体験談をご紹介します。
主人が精神的に不安定で、ころころと職場を変え、収入が不安定となったのが転職のきっかけ
(転職に至ったきっかけ・理由)
看護師をしています。
結婚して新居の近くの病院に転職し、2か月後に妊娠が発覚し、出産と同時に退職していました。
退職後、3才になるまでは働かないように実家の母から言われてましたが、その頃は主人が精神的に不安定で、ころころと職場を変えるようになりました。
収入が不安定となり、主人の両親が経済的に助けてくれるようになりましたが、さすがにいつまでも助けて貰うわけにいかず、娘が1才になった頃、失業手当をもらいながら就職活動をはじめました。
フルタイムで夜勤のない病院を探すが大変で、面接でも娘の年齢や病気になった時の預け先を質問された
(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
娘が1才ということもあり、フルタイムで夜勤のない病院を探すのはとても大変でした。
外来、デイケアなどを主に探しましたが、書類選考で落ちることが多く、なかなか面接まで至りませんでした。
いざ面接に行っても、娘の年齢や、病気になった時の預け先を必ず根掘り葉掘り尋ねられます。
さらに、私が太っていて見た目は確かに悪かったのと、また、外来では病気の予防のために体重管理などの指導をしないといけないので、私のように太った看護師は必要なかったのでしょう。
私の容姿をじろじろ見られ「あなたはうちの病院に合わない」と断られたこともありました。
あるデイケアでは、あなたは年齢が若すぎると断られました。
ある病院は、一度面接に受かりましたが6ヶ月待って欲しいと言われ、途中健康診断を保健所で受けるように連絡がありました。
なかなか見つからず、やむを得ず夜勤のある病院も選択肢に入れないといけなくなりました。
診断書の提出と、白衣を合わせに行ったところ、診断書をまじまじと眺められ「体重がこんなにあるとは思わなかった、緊急時に対応出来ないはずだ」と、一端面接が受かっていたにもかかわらず、6ヶ月も待たされたあげくに断られてしまいました。
最終的にフルタイムで夜勤もある病院に面接し、1才の娘がいて、夜勤も出来れば避けたい旨を伝えましたが、採用していただけました。
転職後は夜勤勤務をしなくてはいかなかったものの保育園のない土日限定の夜勤にしてもらえた
(転職して良かったことや後悔してること)
転職後、やはり夜勤はしないといけなくなりました。
娘が小さかったのと、主人の実家の協力が得られず、片道一時間かかる実家に夜勤入りで預けに行き、一睡も休憩がとれなかった仕事上がりのでも、一時間かけて迎えに行ってました。
それでも、病棟主任に随分助けてもらい、保育園のない土日限定の夜勤にしていただけました。
娘が発熱時は休まざるをえなかったのですが、ひどく責められることもなく助かりました。
あまり迷惑をかけすぎてるのかもしれない、と悩み辞表を持って看護部長に挨拶に行きましたが、看護部長から引き止められる際に「妊娠出産で退職する前のあなたの経歴で、結婚する前にしっかり長く働いてたよね、私はそれを評価したんだよ。続けなさい」と言ってもらえたことが一番嬉しかったです。
(看護師の転職)