秘書技能検定があると面接の時や目上の方と接する際の印象がとてもいい

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働く女性の資格取得ストーリー。

ライフスタイルが変化する度に働き方に迷うことが多い働く女性にとって、資格は自分のスキルを証明する武器のひとつ。就職・転職・復職・独立のタイミングで有効に活用できます。

何か資格を取りたいけど、どんな資格がいいのかしら?

そんな悩める働く女性の少しでもお役に立てるよう、既に資格を取得して活躍する女性のストーリーをお届けします。
※当ストーリーは国家資格以外の資格が対象です。「国家資格で働く女性」についてはこちらです。

今回は、秘書技能検定2級を取得した働く女性のストーリーです。

女性が社会に出て活躍できる機会を少しでも増やせるようにと推奨された資格の一つが秘書検だった

(その資格を取得したきっかけ)
私は高校が女子高だったのですが、女子高では、女性が社会に出て活躍できる機会を少しでも増やせるようにと、様々な検定を推奨しており、その中の一つが秘書検でした。

先生曰く、常識検定。逆に言えば、持っている人はすなわち、常識があると判断される資格だそうで、常識なら勉強しなくてもとれるし、級によっては大学の推薦に使えるからということで3級から受けることにしました。(現在は2級です。)

また、私は中学生のころに、初めてお葬式に参列させていただきましたが、その時感じたのが、良識ある人はひと目見てわかるということです。

慣れているわけではなく、きちんとしているといった方がいいのでしょうか。
そんな様子を見て、社会に出る前に、私自身も最低限の教養を身に着けておきたいと思ったのも受験したきっかけです。
 

秘書技能検定で一番苦労する点は、「常識」がどの角度から聞かれるかが分からないところ

(その資格を取得する際や取得後に苦労・大変だったこと)
資格試験の勉強は教本1冊と問題集1冊あればできます。
2級までなら講習を受けに行かなくても常識範囲でクリアできます。ただし、この常識の範囲が少し厄介です。

たとえば、試験の中には実務と筆記があるのですが、実務では実際に指示に基づいて結婚式の招待状の返事を作成したりするのですが、私が受験した年は、教本にもテキストにも記載のない、領収書の書き方が出題されました。

当時アルバイトをしたこともなかった私は、レシートならともかく、きちんとした領収書を見たことも書いたこともありませんでしたので、なんとなくで考え、勘で書くことしかできませんでした。

この資格で一番苦労する点は、「常識」がどの角度から聞かれるかが分からないところです。
 

秘書技能検定を持っていると秘書のイメージが結びつくため、面接のときや目上の方の印象がとてもいい

(その資格を取得して良かったこと)
この資格を持っていると、面接のときや、目上の方の印象がとてもいいです。

というのも、「秘書」とつくような資格ですので、この資格を目にした方は、この資格を持っているイコール「秘書」の方のイメージに結びつくためだと思います。

実際、秘書検定ですので、秘書の業務内容の試験となります。

だからこそ、一度得た知識で、冠婚葬祭の対応はある程度対応できますし、応接についての知識も身につき幅広く応用できる資格です。お客様相手のお仕事には欠かせないものだと思います。

私の場合、この資格を取ったことで、上司やお客様関係の結婚式やお葬式のときに慌てるといったことがなく、取りまとめ役としてお手伝いをさせて戴いたり、事務の方が別にいるのですが、お手伝いを任されたりすることも多く、そのおかげでたくさんのお客様と接する機会を得ることができています。
 

3級の教本に基礎の知識が書かれていることが多いので、独学で行う場合は3級から受けることをお勧めします

(その資格を取得する上で学びのコツ、知っておいた方がよい情報)
取ろうと思えば、2級くらいなら、受かることは容易だと思います。

ただし、独学で行う場合、できたら3級から受けることをお勧めいたします。それは、3級の教本に基礎の知識が書かれていることが多いからです。

また、知識と出題方法を比較したときに、どうしても応用力が必要になるため、その傾向に慣れるためにも一歩づつ進んだ方がよいでしょう。もちろん、2級からでも大丈夫です。

ただ、2級の教本・問題集には3級内容の一部がざっくりと省略されている場合もあるのでそこはご自身で知識・教養を補う必要があります。
 
(秘書技能検定2級)