昔は出来たのにという変なプライドや焦りで職場復帰に苦労した

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専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。

今回は、派遣で土日のみの週末勤務の販売業として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。

働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで。

職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いこととや大変なこと、そして職場復帰体験をご紹介していきます。

どっちがエラいわけでもなく、職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。
 

専業主婦は自分で子供の様子をしっかりと把握できるのが一番

(専業主婦のメリット)
専業主婦ですと自分で子供の様子をしっかりと把握できるのが一番だと思います。

子供との時間が多い分、子供の好きなこと・嫌いなこと・ご機嫌についての理解度はとても高いですし、誰かに子供を預けてる時の心配と言うものが一切ありません。

また、時間に融通がきくので、子供の調子に合わせての生活がとてもしやすくて、子供に対しての負担も少ないんじゃないかと感じました。
 

自分へのご褒美ランチや高めの化粧品を買うときは旦那に対して罪悪感があった

(専業主婦のデメリット)
金銭的な面で、旦那に対してとても申し訳ない気持ちがありました。

どんなことかというと、自分へのご褒美としてランチに行ったり、少し高めの化粧品を買う時に少しだけ罪悪感があったのです。

別に悪いことをしているわけではないのですが、やはり自分で稼いだお金ではないので。

また家事や育児を頑張っても、その頑張りがお金に換算されるわけでないので、まわりから認められてない気がして仕方ありませんでした。

人と接する機会も少ないので、どうしても心が曇りがちだった気がします。

外の世界に置いてけぼりにされているような感じもしました。
 

外の世界との接触が欲しいと思っていた矢先、元の職場から復帰話が復職のきっかけ

(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
少しだけでいいので外の世界との接触が欲しいと思っていた矢先、元々働いていた仕事で週末だけの勤務のお話を頂きました。

土日のみの勤務だと、自分の両親や旦那がお休みなので預けやすかったですし、平日はそれまで通り主婦業に専念できる形となるので、とても理想だ!と思い復帰しました。

週末2日だけ、と思えば大変な仕事も乗り越えることができました。

販売業だったのでいろんな人とお話しできて刺激になりましたし、良い気分転換にもなりました。

金銭的にも少し余裕が出て、自分の物を買うのも楽しくなりました。
 

昔は出来たのにという変なプライドや焦りがあって仕事に慣れるに苦労した

(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
数年ブランクがあったので、仕事に慣れるのが1番苦労しました。

新しく物事を覚える、勉強する、それを仕事に生かす、と言う1からのスタートは、年齢が上がるにつれて難しいものなのだな~と痛感しました。

昔は出来たのに、と言う変なプライドや焦りなどもあって、自分との気持ちとの葛藤が大きかったです。

現実と理想をつきつけられ、仕事に慣れるまでは悩みも増えました。

人間関係をうまくやっていく方法も少し忘れかけていたので、周りへの配慮などの足りなさに悔しい思いをしたこともありました。

また、子供が体調不良の時にはどうしてもお休みを頂かなければいけないのですが、お休みをもらうのにとても勇気が必要でした。

誰もかれもがそこに理解があるわけではないので、子供がいて働くのは本当に大変なのだなと思いました。
 
(派遣で販売業、土日のみの週末勤務)