ワーママは勤務時間や子供の急病のことなど面接での受け答えに悩む

ワーママならではの転職体験談。

今回は、役所の臨時職員から社会保険労務士事務所の勤務社労士へ転職して働く女性の転職体験談をご紹介します。

仕事と育児の両立は本当に大変なので、転職して今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。

そんなワーママの転職活動も子供がいるとこんなにも大変だとは・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。
 

順調に出世していく夫に引け目と寂しさを感じ、社会保険労務士資格を取得

(転職に至ったきっかけ・理由)
私は以前、大学付属の研究施設で研究補助員として働いていましたが、いまいち自分に向いているとは思えず、結婚してすぐに子供ができたことをきっかけに一度専業主婦になりました。

しかし、順調に出世していく夫に引け目と寂しさを感じるようになり、自分も研究補助の仕事とは別の道でもう一度プロフェッショナルを目指そうと思い、資格取得を思い立ちました。

そして、一念発起して取得したのが社会保険労務士資格です。

実務経験皆無のため、まずは週に2回程度、子供を保育園に預けながら年金事務所の臨時職員で経験を積み社会保険労務士としての道を探り始めました。
 

面接で嘘や無理を言っても後々後悔やトラブルに繋がるので、面接での受け答えに悩んだ

(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
やはり残業ができないことが不安でしたし、子供に何かあったとき(病気やけが等)に預かってもらえるあてがないことが引け目で、どのように面接で受け答えをしたらいいのか一番悩みました。

嘘や無理をいって採用してもらったとしても、後々労使ともにこんなはずではなかったと後悔やトラブルになることは目に見えているためです。

私の場合は一般的な就職活動をせず、この人はと思った先輩の社会保険労務士に頼み込んで、時給たった400円のインターン生としてお試しに働かせてもらうところからスタートしました。

子育てママの転職活動は、ママの方も採用する方も、「本当に働けるのか?」という不安が大きいと思います。

一般的な転職活動に囚われずに、知人のツテや人脈を頼ることも不安を和らげるひとつの方法かもしれません。
 

子育てに理解があるボスだったので、安心して働き始めることができた

(転職して良かったことや後悔してること)
まずは丁稚奉公のようなインターンからスタートしたため、労使ともに納得づくでその後の採用に至ったことはとてもよかったと思います。

転職先のボスが子育てに理解があることがわかったので、とても安心して正式にはたらき始めることができました。

転職先にとっても、私がどの程度働けるのか確認した上での採用なので、その後トラブルになるようなことはありませんでした。

後悔していることは、あまりにも自分の価値を低く見積もりすぎて、労働条件の交渉までする余裕がなかったことです。
 

子育てママのインターン制度が多くの会社で取り入れられてほしい

(ワーママの転職活動あったら嬉しいサービス)
子育てママのインターン制度が最近普及し始めているようですが、もっと今後多くの会社で取り入れられてほしいなと思います。
 
(役所の臨時職員から社会保険労務士事務所の勤務社労士へ転職)
 

働く女性の働くレシピからのアドバイス

いかがでしたか?

面接での受け答えに悩むワーママはすごく多いようですね。

嘘をついて採用されたとしても後々トラブルになった場合に困るのはワーママ側なので、面接時には本当のことをお伝えしていくことをおすすめします。

ただし、伝え方が大事です。

詳しくは、ワーキングマザーが転職活動を優位に進めるための5つのコツをご覧ください。

子育てママ向けのインターン制度は、双方見極めることができるので、あったら良い制度だと思います。