起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。
今回は、母子家庭となったことをきっかけに個人事業主として起業し、船舶免許のインストラクターとして働く女性のストーリーです。
結婚、妊娠、出産、そして母子家庭となり、自分のペースで仕事ができる個人事業主を選択
(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
結婚、妊娠、出産をし、またその後、母子家庭になったことから普通に会社勤めも厳しくなりました。
拘束時間が長い事、子供に何かあってもすぐに抜け出せず、会社からも嫌な顔をされてしまいます。
パートも考えましたが、自由に休めるわけでもなく時間も長かったり短かったりで収入も少ない事から、以前からアルバイト程度でしていたインストラクター関係を中心とし、スケジュールを自分で調整しながら仕事をしたいと考えるようになり個人事業主になりました。
子供の行事優先で仕事を進める事が出来て、営業日数を減らしてもパート以上の収入は得られる
(起業/独立のメリット)
自分のスケジュールで行動が出来るので、子供優先で仕事を進める事が出来ます。
予め、子供の行事などが分かっていると(1週間前あたりまでなら)その仕事を回す事が出来、仕事の依頼がきても、1日出れない時は何時までなら、と時間も指定できます。
通常のパート等の仕事より単価が高いため、仕事の日数を減らしても同じくらいの収入を得る事ができ、また経費等も確定申告で使う事が出来るので場合によっては税金も安くなったりします。
お客様との信頼関係は大切なので、一度受けた仕事は子供の急な熱などではキャンセルできない
(起業/独立のデメリット)
1度受けた依頼は信頼関係が大切なので、キャンセルは出来ません。子供の急な熱などは救急に頼ってしまう事もあります。
また、固定収入ではないため、時期によっては全く収入が無い事も。自分の行動が=収入につながる為、体調を崩したりしたら大変です。
周りの仕事関係の方との繋がりを大事にしなければいけないため、忘年会等お誘いは基本的には時間が短くても参加しなければならない事。接待というわけではありませんが、仲良くする維持が必要です。
少しでも得意な知識があるのであれば挑戦すべき!独立は大変だけどやりがいもある。
(起業/独立へアドバイス)
もし少しでも得意な知識や仕事が貰える状況があるのであれば、チャレンジしてみたらいかがですか?
資本金なんて必要ありません。小さくとも仕事がもらえるなら、続けていけば増えてきます。仕事によってクローズの時期は私もたまにアルバイトしたりもするんです。
いつかちゃんと自分の仕事だけで食べていくようになるには大変ですが、始めなければ始まらないです。
独立は大変ですがかなりやりがいもあります。責任は大きいですが、それ以上に得られるものはあると思いますよ!
(船舶免許のインストラクター)