子どもの成長と共にもう少し稼げる仕事をしたくて、潜在保育士から復帰

hoiku

 
ワーキングマザーならではの転職体験談。

仕事と育児の両立ってホント大変。仕事を変えて今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。そんなワーママの転職活動も子供がいるとこんなにも・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。

今回は、地域情報紙フリーペーパーのライターから幼稚園保育士へ転職した働く女性の転職体験談をご紹介します。
 

子どもの成長と共にもう少し稼げる仕事をしたい思い、保育の仕事に復帰

(転職に至ったきっかけ・理由)
地域情報紙のライターの仕事はほぼ在宅勤務だったので子供が小さかった頃には融通が利く良い仕事でした。

子どもの成長と共にもう少し稼げる仕事をしたいなと思っていたところに、子どもが卒園した幼稚園から、うちで働きませんか?と誘っていただきました。
結婚前は保育士の仕事をしていたので、またいずれは保育士の仕事をしたいと考えていたのであまり悩むこともなく転職を決意しました。

ライターの仕事はすぐには後任が探せなかったので、幼稚園と編集部の両方にしばらく両立することを許可してもらい、後任に引き継いで落ち着いた頃にライターの仕事を辞めました。
 

潜在保育士として10年のブランクがあり、勘を取り戻せるのかが一番の不安材料

(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
保育士の仕事は結婚前から10年ものブランクがあったので、勘を取り戻せるのかが一番の不安材料でした。

しかし、娘が卒園した幼稚園なので先生方も知っており、あたたかく迎え入れてくれたのですぐに馴染むことができました。
今まで在宅の自由な仕事だったので、子どもを学校に送り出して茶碗を片付け、自分の身支度をして8時に出勤というスタイルに慣れるのは結構大変でした。

また、健康が自慢の私でしたが転職後1年くらいはよく体調を崩し、休むほどではないが常に風邪気味だったり、胃が痛かったり。環境の変化に対応しているつもりでも体は敏感にストレスを受け取っていたのかもしれません。

子どもも頭痛、腹痛などを訴えることが多くなり学校を休んだことも。今日休まれたら困るなーと思う日ほど休まれたり…。母親の緊張感が子どもにも伝わっていたのかもしれません。
 

休日出勤や残業、夏休みや冬休みのときの食事をカップラーメンなどで我慢してもらうこと

(転職して良かったことや後悔してること)
休日出勤や残業、夏休みや冬休みなど、どうしても子どもにお留守番させてしまう機会ができてしまいます。
できるだけお弁当などを作って出勤するのですが、時間に余裕がないとコンビニのお弁当やカップラーメンを買ってきて、それで我慢してもらうことがあります。

体に悪いし、かわいそうなことをしてるな…と自分を責めてしまうことも多いです。

でも、5年生になった娘は放置されて育てられた分、随分しっかりものに育ち、自分でホットケーキを焼いたり焼きそばを作ったりどんどん料理ができるようになっています。
反対に高1の長男はみんなに大事に育てられたからか、未だに何もできませんが(笑)
 
(地域情報紙フリーペーパーのライターから幼稚園保育士へ転職)