国家資格で働く女性の職業紹介シリーズ。その職業を選んだきっかけ、その職業について嬉しかったこと・辛かったことなどを実話をもとにご紹介します。その職業に就くひとがひとりでも増えるきっかけとなれれば・・・
今回は、理学療法士として働く女性のストーリーです。
友達が親戚が怪我や病気をした際に日常生活の復帰を手伝いをしている場面があり理学療法士を目指した
(理学療法士になったきっかけ)
自分自身が以前、スポーツをしていて、病院でのリハビリを受けたときに、理学療法士という言葉を始めて知りました。
リハビリを担当してもらっているうちに、凄い仕事だなという思うようになりました。
その後リハビリも終わり、生活の中で理学療法士さんと関わる機会はありませんでしたが、友達が親戚が知り合いが怪我や病気をしたときに日常生活の復帰の手伝いをしてくれているのは、理学療法士さんだな~と思う場面が何回かあり、目指そうと思いました。
リハビリに関わったスポーツ選手が復帰した話や活躍する姿を見た時は、表現が難しいほどに喜びを感じる
(理学療法士になって嬉しかった思い出・良かった経験)
自分の場合は病院のほかにもスポーツ機関で仕事をする機会があり、病気からの復帰の方のリハビリ、怪我からの復帰の方のリハビリ、スポーツをで痛めた箇所を完治させるリハビリと多方面からのリハビリをして復帰を手助けできているので、本当にやりがいは感じます。
病気が完治させた方が通常生活をできるようになりました・・・と、元気な姿を見せにきてくれるのはもちろん嬉しいですが、スポーツで自分がリハビリに関わり、復帰した話を聞いたり、その姿(活躍)を見られた時の嬉しさは、ちょっと表現が難しいほどに喜びを感じられます。
中にはリハビリに来る前よりも、状態が良くなる方もいて(年齢的には若い方が多いですが)リハビリ期間に精神的にも強くなりましたなどと言われて事が嬉しかったです。
お年寄りがリハビリを頑張っていても、成果が出ないときや投げ出しそうになるときの悲しい姿を見るときが辛い
(理学療法士になった辛かった・苦しかった経験)
辛かったことや苦しかったことが、お年寄りの辛そうなリハビリに直面したとき。
辛そうなリハビリをがんばってやってくれても、成果があまり出なかったときや、投げ出しそうになってしまうような悲しい姿を見るときが辛いです。
また、どんなに頑張っても、完治して走れるようになったり、飛べるようになったり、くるくる回ることが出来ないんだと分かっている方に対してのリハビリをしているときも辛く苦しいです。(ご本人が一番つらいに決まっていますが)
またそのご家族様に会うのが辛いときもありました。
説明するときに絶望的なことは言わなくとも、明るい未来のことばかり言ってられない状況のときは、仕事をしていて一番苦しい時かもしれません。
理学療法士は日々、学びの時間です。充実感も間違えなく感じられる仕事です。
(理学療法士)