出産を機に退職し、専業主婦を楽しんだ後は子供の入園と同時に復職

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専業主婦から職場復帰した働く女性の体験談シリーズ。

今回は、出産を機に仕事を辞めた後、4年のブランクから子供の保育園入園を機にヘアメイクの非常勤として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。

働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで。

職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いこと・大変なこと、そして専業主婦からの職場復帰体験をご紹介。

どっちがエラいわけでもなく職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。
 

専業主婦の良さは子育てや家事など家族のための手間と時間をしっかりかけられること

(専業主婦のメリット)
私が感じる専業主婦の良さは、家族のための時間をしっかりとれることです。

例えば子供と向き合う時間がしっかりあるので、日々子供の成長を感じることができます。

子供だけでなく、主人のためにも家事がしっかりできたり、主人の身の回りの世話をする時間が十分にとれます。

また、子供を保育園等に預ける必要もないし、料理に手間や時間をかけることで節約もできます。
 

専業主婦は遊んでいるとか楽とか、専業主婦を理解せずに言われることが不快でした

(専業主婦のデメリット)
専業主婦業の大変さはそれほどでもありませんが、「専業主婦は遊んでいる」「専業主婦は楽」などと言われたり、そう見られていることが辛かったです。

お金になる仕事をしているわけではないから、評価はされにくいのかもしれませんが、別に遊んでいるわけではないのにそのように言われることが不快でした。

私の主人は主婦業を理解してくれていたので良かったのですが、知人からそのようなことを言われたときにはとても落ち込みました。
 

仕事も家事も好きだったので、しばらくは専業主婦を楽しんで子供が入園する頃に復職を考えていた

(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
持っている資格を活かしたいと思ったのが一番の理由です。

私は元々仕事が好きで、かなり力を入れていたこともあり、出産を機に仕事を辞めなければならなくなったときは複雑な思いでいっぱいでした。

仕事が好きとは言え、子供を保育園に預けてまで働くことには抵抗があったのです。

ただ家事も好きだったので、しばらくは専業主婦を楽しんで、子供が保育園入園して落ち着く頃に今後のことを考えようと思っていました。

そして、子供も入園して少し余裕ができたとき、復職しようと思いました。
 

ブランク明けは技術的なことも手が思うように動かなかったり、新しいこともなかなか覚えられなく大変だった

(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
以前のように仕事をこなせるようになるまで少し時間がかかりました。

仕事を離れて4年経ったので、忘れていることも多かったのです。

技術的なことも、手が思うように動かなくて仕事に思いの外時間がかかってしまったりしました。

そして、新しく覚えなければいけないこともあり、それに慣れるのも大変でした。

若い頃のようにすぐに覚えることができず、何度も聞いてしまったり同僚に迷惑をかけてしまうこともありました。

また、出産してから体調が変わったこともあり、途中で休憩を頂いたりもしていました。

子供のことでは急にお休みを頂かなくてはいけなくなったり、仕事を抜けたりすることもあったので、周りに迷惑をかけてしまうことが多く、本当に辛かったです。
 
(ヘアメイクの非常勤)
 

働く女性の働くレシピからのアドバイス

いかがでしたか?

仕事が好きな方が、出産を機に仕事から離れる際は相当悩んだことでしょう。

また、最近は待機児童も多く、地域によっては一度仕事を辞めてしまうと保育園に入りづらく、保育園に預けられないから復職できないというケースもたくさんあるようです。

近い将来、待機児童問題が解決し、仕事と育児の両立という選択肢だけでなく、一度育児に専念してから復職するという選択肢も選べるようになるとよいですね。