保育士の勉強は栄養の取り方や摂取量など親として役立つ知識が多い

働く女性の資格取得ストーリー。

今回は、保育士資格を取得した働く女性のストーリーです。

ライフスタイルが変化する度に働き方に迷うことが多い働く女性にとって、資格は自分のスキルを証明する武器のひとつ。

就職・転職・復職・独立のタイミングで有効に活用できます。

何か資格を取りたいけど、どんな資格がいいのかしら?

そんな悩める働く女性の少しでもお役に立てるよう、既に資格を取得して活躍する女性のストーリーをお届けします。
 

「保育士資格を持ってます」と「保育が出来ます」ではまったく違うことに気付いたため資格取得へ

(その資格を取得したきっかけ)
もともと、保育士の資格なんて持っていなくても、手遊びもピアノもできるしいいかなと思っていました。

むしろ、当時は勘違いや過信をしていて、資格以上のスキルがあるとまで思っていた頃もありました。

でも、保育士資格を持ってますというのと、保育が出来ますと言ったときに相手の反応が違うことに気付いたのです。

それが保育士資格を取得しようと思ったまず一つ目の理由です。

2つめに就職先が増えたり、待遇面がよくなることです。

私は託児所や音遊びサークル支援をしていたのですが、それではやはりボランティアの域からでることができません。

求人広告を見ると、保育所や保育園だけでなく、院内保育所や放課後等ディサービスなど、「保育士求む」という求人はとても多いです。

また保育士資格を持っていなくても良いけれど、持っていたら、時給UPとか常勤で採用してくれるなどあきらかに待遇が変わってきます。
 

保育士試験問題は4択なのですが、法令とか数字が変わっていたり、似た言葉があったりとややこしかった

(その資格を取得する際や取得後に苦労・大変だったこと)
保育士資格試験は、年1回、3カ年かけて9科目を取得するのですが、出願がちょうど4月から5月にかけてあります。

ついうっかり新年度のばたばたで、出願の時期を逃してしまったりしていました。

ましてや、ホームページから出願書類の請求もしないといけないなど、何もわからない中で調べながら進めていく必要があるため本当にその試験に向けて傾注をしないといけないのです。

試験問題については4択なのですが、法令とか数字とかが変わってしまったり、似た言葉があったりしてややこしかったです。

私は得意な教科と苦手教科がはっきりしていて、3年かけて学習してもよいと言われても、苦手なものは苦手だし、頭に入ってこないものは入ってこないので、そこは辛かったです。
 

栄養の取り方や摂取量など、子育てをする親として役に立つ知識が多い

(その資格を取得して良かったこと)
まだ、大きな恩恵はありませんが、自分自身が子育て中なので小児栄養とか子育てに直接生かせることや知っておいた方が良い知識というのは多数あります。

栄養の取り方や摂取量など、仕事としてというより親として役に立つことが多いです。

2次試験ではピアノの弾き歌いと素話がありました。

もう一つは描画(このうちから2つ選ぶ)なのですが、その練習でありながら、子どもを前に語ったり歌ったりというのは、なかなか無い経験かと思います。

そして、保育ができますではなくて、保育士としてと語れることは、自分にとって中途半端なことを語ってはいけないなと言う責任のようなものが芽生えたと思っています。
 

保育士は保育園・幼稚園・こども園・療育園、そして学童保育、ディサービスなど就労や転職の機会が増える

(その資格を取得する上で学びのコツ、知っておいた方がよい情報)
働く女性と言うより働きたいと考えている育児中の女性や育児をするであろう女性にとって、保育士は美味しい資格だと思います。

ベビーマッサージとかベビー〇〇とか、育児中でもとれる育児に生かせそうな資格はありますが、それは乳児期の子だけを対象としています。

それらに比べて、保育士は0歳から6歳の保育所・保育園・幼稚園・こども園・療育園、そして6歳以上の子たち対象の学童保育、ディサービスなどで活かせる資格なので、就労や転職の機会が増えます。
 
(保育士資格)