希望条件と合う求人が無く、転職先が決められない苛立ちに不安だった

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ワーキングマザーならではの転職体験談。

仕事と育児の両立ってホント大変。仕事を変えて今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。そんなワーママの転職活動も子供がいるとこんなにも・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。

今回は、設計コンサルタント事務から地方公務員に転職して働く女性の転職体験談をご紹介します。
 

子供が小学校に行くのを見届けてから出社したかったため、家から近い職場で転職先を探し始めた

(転職に至ったきっかけ・理由)
保育園のように朝早くから預ける事のできない小学校へ入学するまでには転職したいと考えてました。

ご飯を食べさせ、『行ってらっしゃい』と子供をしっかりと送り出してあげたかったからです。

『行ってきます』と先に私が出てから、子供が学校へ行くということは避けたくて、忘れ物、火の元、戸締りと私が確認して鍵を閉めて仕事に行くというのが理想でした。

そのために、子供が保育園から小学生に上がるにあたり、家から近い職場であり、始業時間が8時半以降である事などの条件で転職先を探し始めました。
 

勤務時間・勤務地・残業など希望する条件と合う求人が無く、転職先を決める事も出来ない苛立ちに不安だった

(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
子どもがいるので、勤務時間の事、勤務地の事、残業などの条件と希望する条件と合う仕事がなく、特に家から近くで探すと限られていて、なかなか採用となりませんでした。

予定の日に採用の電話がない、採用通知が届かないという事を繰り返していく度、らく印を押されたような気持ちになり今後の不安でいっぱいになりました。

まず、毎朝ハローワークの求人情報を確認し、条件の合う仕事があればハローワークに求人申し込みに行く必要があるため、締め切りになる前に即日ハローワークに出向く必要があります。

また、面接までの運びになると、そのたびに仕事を休み、有給休暇を使わなければならず有給休暇がどんどんなくなっていき働きながら仕事を探すという事の大変さがわかりました。

なかなか身動きがうまく取れず、すぐに転職先を決める事も出来ない苛立ちにとても不安でした。
 

勤務地が近い職場という事はシングルマザーにはやはり何よりだと思うことがたくさんある

(転職して良かったことや後悔してること)
転職して良かったことは、勤務地が近いという事はシングルマザーにはやはり何よりだと思うことがたくさんあります。

通勤が車で15分のところなので、子どもを学校へ送り出し、その後に少し片付けをしてから出社できる点、お昼休みは1度戻ったりする事も出来ます。

通勤にかかる時間を子どもと過ごすことができるのはとてもメリットです。

何より、この時代どんな災害や有事の際が起こるかわからない不安の中で、何かあった時に駆けつける事ができるということは、とても安心感に繋がります。

何かあった時は私しか子どもを守ることができないという状況の中で、子どもの近くにいるということが仕事をしていてもとても安心で、やはり近くに転職して良かったと感じます。
 
(設計コンサルタント事務から地方公務員に転職)