旅行関連のお仕事は労働時間が不規則で、時間拘束が長いから辛い

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国家資格で働く女性の職業紹介シリーズ。その職業を選んだきっかけ、その職業について嬉しかったこと・辛かったことなどを実話をもとにご紹介します。その職業に就くひとがひとりでも増えるきっかけとなれれば・・・

今回は、総合旅行取扱業務管理者として働く女性のストーリーです。
 

旅行会社勤務のため、お客様にとっても有資格者が対応することで安心感につながると思ったため資格を取得

(総合旅行取扱業務管理者になったきっかけ)
旅行会社に勤務しており、経験を重ねていくなかで資格の取得をしていけば自分自身にとってさらにスキルアップになると思ったことと、お客様にとっても、有資格者が対応していくということで安心感につながると思ったため、資格を取得しました。

職業については、自分自身が旅行が好きだったということ、旅行プランを考えるのが好きだったということ、人と接することが好きだったということで接客業のひとつとして旅行会社を考えるようになり、就職をしました。
 

旅行中に自然の景色を観たり、おいしいものを食べて、お客様と感動を共有することができたことはよい経験

(総合旅行取扱業務管理者になって嬉しかった思い出・良かった経験)
あちこち業務の中で旅行をすることによって、観光地の一番いい見どころへ行くことができたことや、花や紅葉など自然の移り変わりの景色でも一番いい時期を実際に目にすることができたこと、ガイドブックだけでなく、実際に目にすることによって、自分の知識の幅が広がったということ、その土地のおいしいもの、お土産などを食べたり目にしたりすることができたことなどいろいろあります。

また、お客様と接することによって、感動を共有することができたことなどもよい経験です。

数日一緒に過ごすことによって、家族のようにグループがまとまってきたり、旅行後もお写真を送っていただいたりしてお手紙などでその後も交流が続くこともあったりしました。
 

旅行関連の仕事は時間が不規則だったり、朝早くて夜が遅く、時間の拘束が長いことが辛かった

(総合旅行取扱業務管理者になった辛かった・苦しかった経験)
時間が不規則だということ、朝早くて夜が遅く、時間の拘束が長いことがつらいことではありました。

バスツアーの添乗の時などは道路が渋滞をしているとその分帰りが遅くなってしまい、終電がなくなってしまうことも年に数度ありました。

お客様が帰れなくなってしまうとその後の宿の手配などをしたりまた、不機嫌になってしまうお客様も出てくるので、その対応をしたりなどイレギュラーなケースに対応しなくてはいけないことも。

また、こちらの手配の不手際によって、たとえば食事内容が期待していたものと大幅に違う、宿の部屋がよくない、など現場でのクレームに対応しなくてはいけないケースなどもあり、お客様と施設との板挟みになったりなど苦労するところではありました。
 

総合旅行取扱業務管理者は旅行の知識は増えるし、旅行が好き、人が好きと言える方には向いている職業

(総合旅行取扱業務管理者を目指す方に一言)
内勤だけでなく、実際に現場でお客様の接客なども行いましたが、旅行が好き、人が好きと言える方には向いている職業だと思います。

旅行の知識ももちろん増えますので、実際に自分がプライベートで旅行するときなどにもその知識はとっても役立っております。

大変ではありますが楽しんでできる職業だと思います。
 
(総合旅行取扱業務管理者)