働く女性の資格取得ストーリー。
ライフスタイルが変化する度に働き方を迷うことがある働く女性にとって、資格は自身のスキルを証明する武器のひとつ。
今回は、認定心理士を取得した働く女性のストーリーです。
※当ストーリーは国家資格以外の資格が対象です。「国家資格で働く女性」についてはこちらです。
きっかけは、人の心の形があるとすればどんなものだろうかという疑問と向き合うため
(その資格を取得したきっかけ)
もともと心理学に興味があり、是非勉強したいと入った大学で取得することが出来ました。
心理学を勉強したいと思ったきっかけは、人の心の形があるとすればどんなものだろうか、という疑問と向き合うためでした。
入学するときは認定心理士という資格を全く知らなかったのですが、大学4年生の時に、申請に出すように大学側に言われて申請しました。
資格は心理学を大学で学び、基礎的な学力が付いているとの証明になるもので、臨床心理士を目指すきっかけにもなるので、まず持っていたほうがいいという指導を受けました。
そのとき、ちょうど心理学が注目されていたときでしたが、どういった資格を取ったらいいのか、どんな勉強をしたらいいのか、今よりは知られていなかったころのことでしたので、そのように指導されて大変助かりました
資格取得後は認定心理士だけで就業できる仕事がなく、自分の将来の見通しの甘さに苦しめられた
(その資格を取得する際や取得後に苦労・大変だったこと)
私は大学で心理学を専攻していたので、資格取得事態に苦労をする、ということはありませんでした。
カリキュラムのとおりに、真面目に取っていれば、項目を満たせる状態でした。
資格取得のための試験はなく、申請を出して訂正箇所がなければ、お金を入れれば良いものでした。
しかし、取得後は認定心理士だけで就業できる仕事がなく、自分の将来の見通しの甘さに苦しめられました。
それまで、具体的に心理学を使ってどんな職業に就きたいか、ということを考えたことがなかったのです。
現在の、教育関係の仕事につくまでは、せっかく資格を取ったのに…………………という感情でいっぱいでした。
人の話を聴く、相手をリラックスさせる技術のおかげで、対応が難しい方も対応がし易くなった
(その資格を取得して良かったこと)
ご縁があって今、教育関係、大学の事務職に就職することができて役に立ちました。
具体的に言いますと、認定心理士を取得したいという学生の相談に乗ったり、取得までの説明をしたりという業務に携わることができました。
また、業務以外でも、人と接していると、心理学の知識なしだと対応が難しい学生の場合も、心理学を学ぶことで得た人の話を聴く、相手をリラックスさせる技術のおかげで対応がしやすくなりました。
新しい知識を覚える場合でも、これはいま○○という現象が起こっている、ですとか、具体的に考えることができます。
臨床心理士のように、心理の仕事に直接就ける資格ではありませんが、仕事をし、人と接する上では大変プラスになると思います。
心理以外の大学を卒業している場合は、通信の大学で所定の36単位を取れば申請ができる資格
(その資格を取得する上で学びのコツ、知っておいた方がよい情報)
大学で心理学を専攻する以外の方法を説明します。
心理以外の大学を卒業している場合は、通信の大学で所定の36単位を取れば申請ができます。高校卒の場合は、お仕事もあるので通学しなければならない大学は向きません。
ですので、放送大学などに入学し、心理を学び、申請に出せるようにバランスよく単位を習得してください。
(認定心理士を取得した働く女性)