絵画を見たり、綺麗な景色や動物の絵を描くの好きで学芸員の資格を取得

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働く女性の資格取得ストーリー。

ライフスタイルが変化する度に働き方に迷うことが多い働く女性にとって、資格は自分のスキルを証明する武器のひとつ。就職・転職・復職・独立のタイミングで有効に活用できます。

何か資格を取りたいけど、どんな資格がいいのかしら?

そんな悩める働く女性の少しでもお役に立てるよう、既に資格を取得して活躍する女性のストーリーをお届けします。
※当ストーリーは国家資格以外の資格が対象です。「国家資格で働く女性」についてはこちらです。

今回は、学芸員を取得した働く女性のストーリーです。

幼い頃から絵画を見たり、綺麗な景色を描いたり、動物の絵を描くことが好きだったのが資格取得のきっかけ

(その資格を取得したきっかけ)
きっかけは大学です。授業や実習をしっかり受講して単位を取得することができれば、資格を取得することができるシステムになっていたので、取らないともったいないと思い受講しました。

幼い頃から絵画を見たり、綺麗な景色を描いたり、動物の絵を描いたりすることが好きだったのもきっかけに入っていると思います。知識を深めたいという思いも正直なところありました。

絵画の中でも特に印象派のモネやドラクロワの絵が好きだったので、いつかその絵が日本にきたときに学芸員として館内を巡回するときに毎日眺めるのもいいなという思いも資格を取ろうという後押しになったと思います。

一緒に受講した友達はいつか美術館で働いてみたいという夢があったので資格を取得することを決めたと話していました。
 

レポート課題がとにかく大変で、必ず博物館や美術館に行って感想をまとめて提出するのが辛かった

(その資格を取得する際や取得後に苦労・大変だったこと)
レポート課題がとにかく大変でした。一回のレポートにつき10枚くらい書くのが当たり前のようにありました。

3週間に一回は必ず博物館や美術館に行って感想をまとめて提出しなければいけなかったため辛かったです。でもそのおかげでいろんな美術館に足を運ぶことができたのでとても勉強にはなっていました。

課題の他にも実習が3ヶ月あったのですが、これもこれで大変でした。

私は博物館に実習しに行ったのですが、カウンターや接客をさせていただくことができずに、裏方のお手伝いばかりさせられていました。

たとえば、来館者の希望のアンケート集計、封筒に次回の展示について書かれているパンフレットを企業別に分けて送るなど内職の仕事ばかりしていました。あとは、パネルを運んだりと力仕事もさせられました。
 

学芸員の資格を取得したことで美術系の学校に臨時職員として採用してもらい勤めることができた

(その資格を取得して良かったこと)
学芸員の資格を取得したことで美術系の学校に臨時職員として採用してもらうことができ、勤めることができました。

美術館や博物館に多く足を運んだので、ドラマや映画、音楽のPVで使われていたところを見ることができたので嬉しい気持ちになりました。

友達にもお勧めの美術館はどこかとかアドバイスすることもできたので本当によかったです。

他にも、レポートや実習のおかげで忍耐力があがった気がしますし、我慢強くなったと思いました。

あとは絵画についてのマメ知識や美術館についてのこともいろいろ詳しく知ることができたので、まだ行ったことのない美術館に足を運んでみたいという好奇心の心も芽生えました。
 

美術館や博物館は展示がころころ変わるので今なにを特別展示しているのかよく確認してから向かった方がいい

(その資格を取得する上で学びのコツ、知っておいた方がよい情報)
レポートを苦痛に感じないようにすることがまず一つあげられます。提出期限も早いので焦ると思いますが、うまく向き合って頑張って1枚1枚つくりあげてほしいです。

次に、美術館や博物館は展示がころころ変わるので今なにを特別展示しているのかよく確認してから向かった方がいいと思います。

日付もよく確認をしてほしいです。変わったところで突然休館していたりするのをよく見かけてきたので、本当に要注意です。

また、チケットが前売りされていることもあれば、割引が使えるようになっているところなどがあるのでチケット購入もよく注意して確認をしてください。

あと人で混みあっていることが多いので時間に余裕をもって早めに行動したほうがお勧めです。

美術館や博物館に行くときには、展示されている画家についての生い立ちなどを知っているとすぐ頭に入ってくるのでお勧めです。
 
(学芸員)