家事は評価基準が曖昧で正当に評価されないから専業主婦は辛い

careerwoman

 
専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。

今回は、新婚時代の専業主婦から子供の独立を機に、学習塾の事務員として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。

働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで欲しい。

職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いことと大変なこと。

どちらがエラいわけでもなく職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。
 

専業主婦のメリットは家族の為に健康管理等々のサポートが出来ること

(専業主婦のメリット)
専業主婦のメリットは、結論から言うと家族の為に健康管理等々のサポートが出来ることです。

現代には普通となりましたが、ほとんどが中食と呼ばれる手間暇かけないで、ご飯の用意をすることが主流となる食事は、ともすれば塩分摂りすぎなどの弊害を生む原因となるはずです。

もし、夫が糖尿病をはじめとする成人病の場合、家の手作りのお料理は健康を維持するために不可欠といえるでしょう。

また、親戚等にトラブルがあった場合や子どもの学校行事等、平日も休日もないような事態が起こった場合、柔軟に対応できることもメリットがあると考えます。
 

家事は評価基準があいまいで正当に評価されないし、他人との触れ合いが少ない

(専業主婦のデメリット)
当然のことながら、家事自体は色々な家庭がある中で、基準があいまいなので、どこまでやれば良いか個人の自由に委ねられています。

それこそが、家事を正当に評価されない主原因となっていると考えます。

また、家の中でする仕事は、閉鎖的な空間での作業なので他人との触れ合いが少ないことで気分転換を図ることも容易ではないという側面もあります。
 

新婚してから専業主婦も子の独立や夫の単身赴任、自身の将来を考えて復職を決断

(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
子ども達が、それぞれに独立し、東京や他県に移り住むことになり、また主人が海外単身赴任ということもあり、家で(持家一戸建て)一人暮らしすることになりました。

経済的には余裕があるものの、将来のことを考えて働くことを決断いたしました。

また、近隣に住んでいる、義父母の要請もあったことも否めません。

新婚時から専業主婦でずっと暮らしてまいりましたので、スキルはもとより、経験がない状態が長かったために、就活することはとても勇気がいるものでした。
 

ブランク期間が長く、履歴書の職歴欄記入と面接時に業務経験の質問をされて困った

(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
上記と重なりますが、結婚前に事務職として3年間働いていましたが、あまりに空白期間が長かったために、果たして職務復帰できるかどうか、マインドから立て直さなければならない状態にありました。

実際に履歴書を書くに当たり、職歴のところで立ち止まり、また資格はほとんどが結婚前取得ということで20年以上も前の資格をそのまま書いて良いのか迷いました。

最近取得した資格については、業務と関係のないものがほとんどで、就労することに繋がるかどうかも不安でした。

面接時に業務に関しての経験等を聞かれるのはわかっておりましたが、ほとんどが求人票に経験者優遇とは書いておらず、鵜呑みにしてのぞむのは、時間的にも不毛なものと言わざるをえません。

その意味で、事業主への啓発と言う意味で、求人票のマニュアル化は不可欠であると考えます。
 
(学習塾の事務員、パート)
 

働く女性の働くレシピからのアドバイス

いかがでしたか?

家事を毎日続けていくためのモチベーション維持って本当に難しいですよね。

食事であれば、「おいしい」、掃除や選択であれば、「いつもありがとう」そんな言葉を掛けてくれるだけでも嬉しいのですが、、、

長いブランクがあっても学習塾の事務員として職場復帰できたことは、多くの女性に勇気を与えたのではないでしょうか。