ワーキングマザーならではの転職体験談。
仕事と育児の両立ってホント大変。仕事を変えて今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。そんなワーママの転職活動も子供がいるとこんなにも・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。
今回は、税理士事務所での税理士補佐から、ベビー系の資格で働く女性の転職体験談をご紹介します。
税理士事務所の正社員となれば拘束時間も長く、子どもの事情で休むことも難しいので、復帰を迷っていた
(転職に至ったきっかけ・理由)
出産で自分の中の優先事項が変化したことが第一のきっかけです。
税理士事務所での仕事は楽しくとてもやりがいがあり、大好きでした。しかし、子どもが生まれたことにより、子どもを第一に考えたいと強く思うようになりました。
税理士事務所では、自分が担当しているクライアントがあり、正社員でなければ難しい状態でした。正社員となれば拘束時間も長く、子どもの事情で休みをとることも難しいので、復帰を迷っていました。
そんなときに、資格を取って自宅で開業という働き方に出会い、これはやるしかない!と思ったことが転職のきっかけです。
資格取得から始めなければならない中、生まれてまもない子供の育児と家事と勉強時間の両立に苦しんだ
(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
私の場合は、資格取得から始めなければならなかったことが一番の大きな不安要素でした。
これまでの「税務」という分野とは全く異なる「赤ちゃん」という分野に挑戦する不安、資格を取れたとしても本当に自分にできるのかという不安もありました。
まだ生まれてまもない子どもを連れての勉強だったので、一番大変だったことは、自分の時間をいかにして確保するかということです。
赤ちゃんは予定が立てられません。夜早く寝かして勉強しようと思っても、都合よく寝てはくれません。寝たと思っても、すぐに起きて泣いてしまったり。
両立させなければならないのは、子どもと自分時間だけではありません。そこへ掃除・洗濯・食事の準備・・・など家庭のことも入ってきます。
勉強を始めてしばらくは、子どもと自分時間と家庭との両立にかなり苦しみました。
自分のペースで仕事ができるので、家族を第一優先にしたいという自分の想いを叶えることができている
(転職して良かったことや後悔してること)
転職して良かったことの第一は、自分のペースで仕事ができることです。自宅で開業しているので、通勤の為の時間もかかりません。
また自分自身で仕事のスケジュールを決められることが、勤めに出ることとの大きな違いでもあります。
主人の休みや、子どもの幼稚園の行事などに合わせて仕事を組めますので、家族を第一優先にしたいという自分の想いをばっちりかなえることができています。
後悔していること・・というほどではありませんが、自分で仕事をするということは、当然収入は不安定です。
勤めに出ていると、毎月決まった給料がもらえるので収支の計画が立てやすかったのですが、この個人事業という仕事では、自分次第で良くも悪くも収入が変わってきますので、予定よりも多いときは嬉しいですが、予定より少なかったときがちょっと困ります。
(税理士事務所での税理士補佐から、ベビー系の資格を取得し自宅開業へ)