雇われ時代には無かった起業の満足感や達成感は精神的満足に繋がっている

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起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。

今回は、夫と起業して治療院で働く女性のストーリーです。
 

お互いが体力的にも精神的にも自信のある時期を逃してはならないと、40代に入っての起業を考えたのがきっかけ

(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
夫の資格(鍼灸師)を活用したいと起業を決意しました。

長年、鍼灸師として病院勤めをしていた夫が開業を決意したので、思い切ることにし、私が代表で夫と従業員と雇っての企業(開業)をしました。

どこかで決断し、お互いが体力的にも精神的にも自信のある時期を逃してはならないと、40代に入っての起業(開業)を考えたのがきっかけです。

銀行での融資の面でも信用を得られる年齢と収入になってきたタイミングも今の時期だと思えたのも起業の理由のひとつです。
 

雇われてきた時には無いような満足感や達成感を得られるという部分は精神的満足にもつながっている

(起業/独立のメリット)
一番のメリットは全てが自分たちの考え方でできることです。

今までは雇われてきたので、方針や考え方を全て会社(病院)にあわせてやってきましたが、今は1~10まで自分たちの考え方をつらぬき通すことができます。

また働いて稼いだ分は自分たちのものになるところもメリットだと考えます。

雇われてきた時にはないような満足感や達成感を得られるという部分は精神的満足にもつながっているので、仕事をやったぶんだけ充実感を得れることも大きいです。
 

最初の起業資金は全て借り入れであることは大変不安な部分とデメリットだと感じた時期もあった

(起業/独立のデメリット)
最初の起業資金は全て自分たちの持ち出し(借り入れ)になるところは大変不安な部分とデメリットだと感じた時期もありました。

会社のHP,看板、チラシ、宣伝、営業、会計・・・その他の細かい仕事も全て自分たちの仕事になるので、いままで感じたことのないようなプレッシャーも最初はかなり感じたこともありました。

また、人を雇う部分でも迷いなどもありました。

社員教育もいままでは無縁でしたので、どういう風に教育をしたらいいのだろうか?と迷う部分も大変さでありました。
 

若過ぎず、年をとり過ぎず、起業するにはある意味タイミングが一番大切なのかなと思えたことが多々あった

(起業/独立へアドバイス)
自分が起業をしてみて一番感じたことは、若すぎても、年をとりすぎてもいけなと感じました。

起業するにはある意味タイミングが一番大切なのかなと思えたことが多々ありました。

タイミングというのは自分自身にしか分からないと思うので、働く上で(雇われ時代から)1日1日を勝負だと、とにかく毎日を真剣に生きて仕事をしてタイミングをうかがうことが起業成功の秘訣だと思います。

また人とのご縁を大切にして、自分より下の人間(年齢も地位も)も大切にすることも凄く大切だと感じます。起業する上で意外な方が助けてくれることは凄く多いです。
 
(治療院)