専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。
今回は、専業主婦から歯科衛生士の正社員として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。
働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで欲しい。
職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いことと大変なことをご紹介。
専業主婦もワーママもどっちがエラいわけでもなく職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。
突然の熱やケガでも子供たち優先で何事も進められるのが専業主婦の良さ
(専業主婦のメリット)
子供の突然の熱やケガの時も誰にも迷惑かけることなく、すぐさま病院に連れていくことができるなど、子供たち優先で何事も進められました。
自分にも心の余裕があるので、的確に動けます。
時間の余裕は、心の余裕になるんだと思います。
家事も自分のペースで1日かけてできるので、きっちりと時間をかけて実施することができていました。
育児をしてる専業主婦は24時間フル活動で寝る暇なんかない
(専業主婦のデメリット)
1日中、家事育児でバタバタ忙しいのに、なかなか誰にも(主に夫からですが、)評価されないのが悲しいです。
ずっと家にいてるんだから、やって当たり前!と思われてしまいます。
「ずっと家にいれて、寝たいときに寝れるんでしょう?」というひともたまにいますが、はっきり言って寝る暇など育児をしてる専業主婦にはありません。
子供の夜泣き・オムツ替え・離乳食作り・家事全般などなど、24時間フル活動でした。
比べてしまうと、独身の時働いてる方がよっぽど楽でした。
お金が稼げない、世の中に通用しない人間にこのままなるんじゃないかと不安になり復職を考えた
(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
専業主婦になってまず思ったのが、
世間から見放された・・・
無力な自分になってしまった・・・
と思いました。
実際、専業主婦は本当に大変で、無力なことは決してないのですが、お金が稼げない、世の中に通用しない人間にこのままなるんじゃないかと不安になりました。
歯科衛生士という専門職で働いていた私は、そのブランクによって同じ職種の人達に差をあけられるんじゃないかとの焦りもあり、早く復職をしたいとずっと思っていました。
また、元々歯科衛生士というお仕事が好きだったという理由もありました。
待機児童が多過ぎて一時保育に入れたものの日や時間も限られているため、貰った給料は全て保育料に消えた
(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
まず、子供を預ける場所がありませんでした。
待機児童が多過ぎて何とか一時保育に入れたものの、日や時間も限られており結局、もらったお給料は全て、保育料に消えていきました。
その後、なんとか保育園に入園できてからはフルで働けるようになりました。
しかし、専門職にとって、子育て期間の5年のブランクは想像以上に大きいものがありました。
継続は力なりという言葉を身をもって感じました。
職場は割りと子育て中の人に理解はある方だと思いますが、やはり仕事の忙しい時期になると子供に熱が出てもお休みをとりにくいのが現状で、子供も可哀想でしたし、職場の人達にも迷惑をかけてしまいました。
そんなときは、自分は何のために働いているのだろうと…自問自答することもよくありました。
(歯科衛生士の正社員)