国家資格で働く女性の職業紹介シリーズ。
今回は、自動車学校の教習指導員として働く女性のストーリーです。
その職業を選んだきっかけ、その職業について嬉しかったこと・辛かったことなどを実話をもとにご紹介します。
その職業に就くひとがひとりでも増えるきっかけとなれれば・・・
仕事を探していたタイミングで教習所から誘いを受けたのが教習指導員を目指すきっかけ
(自動車学校の教習指導員になったきっかけ)
25歳の時に家の近所にある自動車学校に普通免許を取りに行ったのがきっかけでした。
年齢的には免許取得をするのは、どちらかというと遅い方になるかと思います。
そんな気持ちがあったので、ひたすら真面目に学科などを聞いて勉強しました。
久しぶりに通う学校のような所は楽しくさえ思えていました。
時期的に、教習所は空いている時期でしたのでゆっくり通っていたのですが、丁度仕事を探していた私に、
「冬は忙しくなるので一緒に働きませんか?」
と声を掛けていただいたのが、教習所の教習指導員を目指すきっかけになりました。
年齢や勤務先の環境は違うけど、励ましあいながら資格取得を目指せたことは良い思い出
(自動車学校の教習指導員になって嬉しかった思い出・良かった経験)
教習指導員になるのに、まずマニュアルの免許を取得し運転の練習の日々でした。
法規走行を確実に学び、基礎を身につけていきます。
何十時間練習したことでしょうか・・・
そして、大型免許取得へと練習を変え、教習所に通い免許を取得するのではなく、運転免許センター実技試験にて、自分の技術を確かめるために受験し合格を目指しました。
教習指導員資格を私は埼玉県にて取得しました。
講習会に参加し、試験内容の論文や道路交通法についてなど何週間も勉強していきました。
もちろん実技試験もあるため、やはり何週間も実技の練習の講習もあります。
他の教習所の方も沢山講習にきており、いわゆる同期が出来ました。
お互い年齢や勤務先の環境は違いますが、励ましあいながら資格取得を目指せたことは良い思い出になっています。
生徒との路上教習は事故の無いよう神経を張りつめて隣に乗っているため精神的にクタクタ
(自動車学校の教習指導員になった辛かった・苦しかった経験)
資格所得後、今度は生徒さんに運転を学んでもらうための教え方の勉強が始まりました。
教習中の後ろに何十時間も乗せてもらいながら教習の教える順番、内容を確実に覚えていき、自分の言葉での教習を学んでいきます。
苦しいのは、1つの教え方では生徒さん全ての方が理解出来るわけではありません。
その方の性格や技術に合わせて言葉を選んで理解してもらうことがとても難しく苦しかったですし、それがまたやりがいなのかもしれません。
辛いことといえば、忙しい時期は本当に休みも少なく、残業もめいいっぱいで勤務したことでしょうか。
生徒さんとの路上教習は事故のないよう、神経を張りつめて隣に乗っています。
怖いことや危ないこともありますので、精神的にクタクタになりました。
夕方から夜の教習は視界も悪いですし、帰宅時間ともなれば人も交通量も多いので大変な時間帯なんです。
教習指導員は運転する方にを事故の怖さや危なさを伝えていき、ルールを守る大切さをが教えていく仕事
(自動車学校の教習指導員を目指す方に一言)
運転の社会に出ていく方にを事故の怖さや危なさを伝えていき、ルールを守る大切さをが教えていく仕事だと思います。
色々な年齢や性格の方と接することが出来きるので、自分なりのやりがいを見つけられると思いますので頑張ってください。
女性でも十分に活躍できる仕事ですよ。
(自動車学校の教習指導員)