目標がなく時間だけが過ぎてしまうことに疑問や焦りがあり職場復帰へ

chokin_kakeibo

 
専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。

働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで。職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いことと大変なことや職場復帰体験をご紹介。どっちがエラいわけでもない職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。

今回は、日本語学校の非常勤講師として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。
 

時間的な制限に追われることなく、自分のペースで生活を切り盛りさせていけるのが魅力

(専業主婦のメリット)
一番のメリットは自由な時間が多いことです。
時間的な制限に追われることなく、自分のペースで生活を切り盛りさせていけるのが魅力です。

家の事に使う時間も十分にありますので、納得行くまで家事に専念できます。それでも余暇は十分にありますので、自分の事に使う時間をたくさん持つ事ができます。

毎日の計画を自分で立てて行けるのがメリットです。
 

最小限の家事で済ませた日も、完璧に家事をこなした日も、周りからの評価は変わない

(専業主婦のデメリット)
家事はやり出すときりのない肉体労働であり、やれていて当たり前という感じがあり、最小限の家事で済ませた日も、完璧に家事をこなした日も、周りからの評価は変わりませんので、自分で自分を持ち上げて行くしかありません。

自由に使える時間を持っているという反面、時間をどう使うかは自分にかかっており、ダラダラと時間を過ごしてしまうと、何のために生きているのかと暗い気持ちになります。

外で必死に働いている夫に対し、後ろめたい気持ちも出てきます。目標がみつけられず、時間だけが過ぎてしまうと、これでいいのかという疑問や焦りが出てきます。
 

毎日家にいるだけの日々は憂鬱だったので、自宅近くの職業訓練校に通ったのが職場復帰のきっかけ

(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
職業訓練校に通ったのがきっかけです。

毎日家にいるだけの日々は憂鬱でした。しかし、いきなり社会に出て、責任を持って働くという自信も気力もなかった時、自宅から15分の距離に職業訓練校がある事を知りました。

それがたまたま興味を持てる分野であったこと。職業訓練という名の通り、専門分野の勉強の他に、個人に合った就職活動を支援して頂き、共に頑張ったクラスメートと同じ職場に就職しました。

久しぶりの学生気分はとても楽しく、暗い気持ちも吹っ飛びました。クラス全体で就職に向かう様子には嫌でもモチベーションを上げられ、トントン拍子に就職できました。
 

専門職のため試験も度々あり、資格を取るまでの半年間は試験のための勉強と毎日の授業の宿題で日々追われた

(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
職業訓練校からの一連の流れで就職することができましたので、採用に関する苦労はほとんどありませんでしたが、専門職であったため、大人になってからの一からの勉強は大変でした。

試験も度々あり、資格を取るまでの半年間は、試験のための勉強と毎日の授業の宿題で日々が追われました。また、就職してからも、新しい職場のルールを覚えながらこなして行くことは大変な事の一つです。

しかし、大変ではありますが、新しいことへのチャレンジというものは面白い事でもあり、自分にキャリアが一つ増えたことは自信に繋がりました。

また、社会と接点を持ち、新しい人達と関わりながら、それが収入にも繋がるというのは、楽しくて、生きがいになるものです。
 
(日本語学校の非常勤講師)