掃除や料理の手を抜く事にストレスを感じ、仕事とのバランスに苦労した

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専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。

働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで。職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いことと大変なことや職場復帰体験をご紹介。どっちがエラいわけでもない職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。

今回は、人事部で正社員として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。
 

テレビを観る・ごはんを食べる・友達と遊ぶ・寝る・本を読む・ショッピングと自由なのが専業主婦の良さ

(専業主婦のメリット)
一番は、自由なことです。夫が会社に行っている間は、テレビを観てもいいし、ご飯を食べてもいいし、友達と遊んでもいいし、寝てもいいし、本を読んでもいいし、ショッピングに行ってもいい。とても自由です。

二番目には、縛られるものが少ないことです。会社という組織に属していないため、外見的な事、服装や髪型に縛られる事もないし、人間関係の拘束もありません。
 

会社や学校に所属していないため、自分を証明するものが無い様な気持ちに陥り自分の存在が不安になる

(専業主婦のデメリット)
一番大変なのは、メリットと裏表になるのですが、自分の存在が不安になることです。

とても自由な専業主婦ですが、会社や学校に所属していないということは、自分を証明するものが無い様な気持ちに陥ることもあります。

特に夫の仕事が忙しく、あまり夫に会えなかったりして、ただご飯を作って掃除をするだけの家政婦状態になったとき、私は何なんだろう?なんて気持ちになってしまうこともあります。
 

自由で気ままな生活が寂しく思えてきて、自分はまだまだ社会で働けることを再認識したかったから職場復帰

(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
一番はやっぱりもう一度自分で稼いでみたいと思ったからです。もう一度、自分の力で勝負して自分でお金を稼ぎたいと思いました。

毎日専業主婦として、自由に楽しく、友達とランチしたり、ショッピングしたり、気ままに過ごしていましたが、ずっとバリバリ働いていたので、なんだかそんな気ままな生活が寂しく思えてきたりしました。

そして、自分はまだまだ社会で働けるってことを再認識したかったという気持ちも強かったと思います。
 

専業主婦の時と同じように家事をこなそうとしていたら、とてもじゃないけれど仕事との両立は不可能だった

(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
半年ほど専業主婦の期間があったので、ぼけてしまっていたところが大変でした。

まず、機敏に対応できるようになるかとても不安でした。名前を呼ばれて、「はいっ」と即対応することが、なかなか難しかったです。さすがに半年ぼーっと過ごしていたら、こんなに感覚がにぶるのだなと、少しショックでした。

そして、次に大変だったのが家事との両立です。

専業主婦の時と同じように家事をこなそうとしていたら、とてもじゃないけれど仕事との両立は不可能でした。

でもどっちの手を抜くかというと、やはり家事になるため、その分家が汚くなってしまったり、料理が手抜きになってしまったりして、それはそれで自分のストレスになったりと、自分のなかでの両立のバランスに苦労しました。
 
(人事部で正社員)