専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。
働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないで。職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いことと大変なことや職場復帰体験をご紹介。どっちがエラいわけでもない職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張ってる。
今回は、専業主婦から妹の前向きに働く姿に惹かれ、内勤事務として職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。
専業主婦は毎日が休日であり、無収入でも基本的には自由な時間が約束された主婦の特権
(専業主婦のメリット)
専業主婦業は毎日が休日であり、無収入でも基本的には自由な時間が約束された主婦の特権でもあります。
家にいるとルーティン的な家事、洗濯、掃除はセンスを生かして楽しむこともできます。時間の余裕は心の余裕を生み、色々なアイデアを生みます。
専業主婦の時は自分の得意技を活かして、自宅でサークル展開や料理、お菓子教室なども開催できる自由さがあります。
家庭のことは子どもの教育も含め社会的なことなので男性も女性も一緒に取組むべき
(専業主婦のデメリット)
基本的には無報酬ではありますが、個人個人の家庭の事情でおこずかいを出してもらえる場合もあるようです。
日本は当り前感が前に出やすく、古い歴史からの逸脱が今だ難しく、特に女性の家事については 男性が働きに出ている場合、犠牲的なニュアンスが生み出されやすいように思います。
本来、家庭のことは子どもの教育も含め社会的なことなので男性も女性も一緒に考え取り組んでいくことが幸福につながるように感じています。
復職のきかけは自分の好きなことを形にしたい、自分の成長が子どもにも影響していくと感じたから
(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
復職に至ったきっかけは自分の好きなことを形にしたいと思ったことと、自分の成長が子どもにも影響していくことを感じたからです。
社会に出ることは、家庭の中にいる以上に人間関係が増えていき、様々な国の方々、様々な知恵に触れられ、刺激的で新しい自分に出会えます。
働きたいと思った時にすぐに働けたら良いのですが、きっかけは 親が体調を崩していた時に生活の援助を少ししてもらっていた分がなくなることを想定したことも大きなきかけとなっています。
今は元気ですがよいきっかけになり感謝しています。
子育てを経験した女性はいろんな意味で成長をしているのに、まだまだ日本はワーママを受入れる窓口が広くない
(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
出産・育児のあとは、独身のような感覚(体力面、メンタル面において)にはなかなか戻りにくいと思いました。
子育ては、実は新しい自分が生まれてきていて、いろんな事に挑戦できるはずですが、社会の女性の受け入れ窓口が広くないことと、職場にある程度の理解度、許容度がないと子どものことで休む時は、気後れしがちな場面に出会うかもしれません。
子どもが成長していくと安定してきますが。
あとは人間関係が良いことは、家庭に仕事を持ち帰らないことにつながり、精神衛生上左右してくる大事なことと思います。
それから子どもを産むということは、もうひとりの人格が家庭に増え、親としてもこどもの興味について触れていきます。自分がまったく好きでなかったことや、縁のなかったものに触れ、自分の世界が広がり、許容量も増えていきます。
今までの自分にこだわり過ぎて、結局天職を選ばないまま過ごしてしまうのは自分の可能性を阻んでしまうように思えます。自己肯定感につながらないということでしょう。
(新聞配達と外国のレストランの配膳とキッチン勤務週2~3日)