こどもを育てながら、自分の時間を持ちながら働くには独立しかなかった

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起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。

今回は、独立して非常勤講師として働く女性のストーリーです。
 

こどもを育てながら、自分の時間を持ちながら効率よく働くには独立するしかなかった

(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
こどもを育てながら 自分の時間を持ちながら効率よく働くには独立するしかありませんでした。

もともと中学校の先生をしていたのですが、ステップアップに進学、出産をしました。

するとおのずと専門学校や短大 大学、家庭教師、相談業務などの仕事が舞い込むようになりました。

中学校の先生とは違う世界、出会い、立場など自分としてはステップアップだったと思っています。毎日同じ現場で働くよりも、自分の色を出しながらご縁を繋げて働いていくのは楽しいと実感しています。
 

時間を選んで自分で時間割を組めるところや、教えることに傾注できることが非常勤講師のメリット

(起業/独立のメリット)
教える仕事、要は学校等での先生をしています。

常勤で行けば7時ごろには出て8時とか9時とか帰りが読めないのですが、時間を選んで自分で時間割をある程度組めるところです。

学校でも責任の度合いが違うので教えることに傾注できます。

もちろん常勤で行く方がお給料やボーナスもあるのでしょうが、ある程度家庭やら、地域でのことなど自分の時間も持ちながら仕事をと考えた時、非常勤のかけもちが自分らしい気がしました。

自分らしく仕事を創れるところです。
 

自分らしい働きかたではあるので、お手本がいたり、共感したり、愚痴を言い合ったりということが難しい

(起業/独立のデメリット)
仲間がいない、事務所がない、教材研究するのも自宅なので、電気代とか電話通信費がかかります。

自分らしい働きかたではあるので、お手本がいたり、共感したり、愚痴を言い合ったりということが難しいです。

ボーナスがないこと、急に雇用を切られるということもあります。

なので自分で家庭教師もしていますが これも先方さんの都合により、突然なくなることもあります。

だけど何よりメリットは自分の時間で動けること。家庭教師は運動会など、こどもの予定にある程度合わせて日程の操作もできます。
 

自分の大事にしたいこと、こどものライフステージなどをきちんと見ながら自分を高めて欲しい

(起業/独立へアドバイス)
お手本はある意味ないです。こうすべきもありません。

だけれど、そうやって自分らしく仕事をしている方は意外とたくさんおられます。

仕事と家庭とこどもと・・などと自分の大事にしたいこと、こどものライフステージなどをきちんと見ながら自分を高めていかれてはどうでしょうか。

あと 職種を超えて、つながったり出会っていくことは必要だと思います。

自分の得意なこと、やっていきたいことを中心に苦手だけどせざるを得ないことをどなたかにお任せできたり、ビックチャンスが訪れるかもしれません。
 
(独立して非常勤講師として働く)