チャイルドマインダーの学校へ通うために主人に頭を下げてお願いした

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働くママならではの転職体験談。

仕事と育児の両立ってホント大変。仕事を変えて今より少しでも状況が良くなればなんて悩むことも多いはず。そんな働くママの転職活動も子供がいるとこんなにも・・・独り身のときの転職とは何もかもが違った。

今回は、認可保育園の保育士からチャイルドマインダーに転職して働くママの転職体験談をご紹介します。
 

息子の保育園継続のため、給料のために職場のいじめに耐えるも病に倒れたのをきっかけに転職

(転職に至ったきっかけ・理由)
子どもが好きで保育の専門学校へ入学し、実習にも行きました。が、実習成績が悪すぎて新卒での就職活動がうまくいかず仕方なく契約職員で保育園に働き始めました。

いくつもの保育園に勤めましたが、どこで働いても同僚からのいじめの日々。

結婚し、子どもが生まれ、一度は離れた保育園での仕事に再び戻りましたが、今度は子どもの熱での相次ぐ呼び出しを喰らい、そのせいで契約を切られることが出てきました。

最後勤めた保育園の職場でいじめに耐えていました。息子の保育園継続のために、そしてお給料をいただくために、耐えた末に私は病に倒れてしまい人生で初めて、救急車を呼びました。3つの病気になり療養しているときに転職を考えました。

それは勤めるのではなく開業すること。

趣味のお店かエレクトーン講師か編み物講師などか…色々な可能性を考え、行き着いたのが「チャイルドマインダー」という仕事です。自宅でお預かりをするファミリーサポートに似ていますが、すごく専門的な保育士とは違う新しい仕事です。
 

チャイルドマインダーの学校へ通うこと、そのための日曜日の子供の世話を主人に頭を下げてお願いした

(ワーママとしての転職活動で不安だったこと大変だったこと)
転職するために、初めは一大決心をしてチャイルドマインダーの学校へ通うところから始まります。

主人を説得しました。『自宅で託児をしたい。だから、チャイルドマインダーの資格が必要。だから通わせて欲しい。学校へは毎週日曜日に通うので子どもたちを世話して欲しい』ということを頭を下げてお願いしました。

うまくいくわけないと言われながらなんとか許しを経て通学。

半年後、めでたく資格を取得しました。開業の準備をしてさらに半年後に開業の日を迎えました。

しかし、お客さんが集まらない日々。一年生の娘を学童保育へ預け、息子を幼稚園の預かり保育に預けて、個人シッターとエステサロン託児施設を掛け持ちするのが半年続きましたが、昨年4月にやっと園児さんがつき現在にいたります。
 

私の子育ても楽しみ、同僚と協力をし合いながらチャイルドマインダーの仕事の両立ができている

(転職して良かったことや後悔してること)
転職して良かったことは、子どもの風邪で休むことがあっても柔軟に対応できるようになったこと。

お預かりのお子様に休んでいただいたり、同僚が代わりに預かってもらえるので、私の子育ても楽しみ、互いに協力をし合いながらチャイルドマインダーの仕事の両立ができています。

また、私流の保育を感謝されたり、卒園や退園なさった園児さんからお手紙やプレゼントを頂戴することが増えました。開業により、憧れていた園長への夢が広がり、自信が付きました。

後悔していることは、保育士の職場から離れたことです。

いじめなどでつらい思いをしてきました。でも、保育士としてたくさんの子どもたちとの日々の生活が送れなくなるのが寂しいですし、忘れていくのではないかと考えたら離れたくないとも思います。
 
(認可保育園の保育士からチャイルドマインダーに転職)