ペット社会にも高齢化の波が押し寄せていることを実感し、独立を決意

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起業/独立をした働く女性の体験談シリーズ。
働く女性にとって、起業・独立は、自分らしくや仕事と育児を両立するための手段なのかもしれない。ひとつの女性の生き方・働き方として、企業(組織)に所属することだけではなく、起業/独立することも選択肢に加わるきっかけとなれば・・・。

今回は、独立してドッグサポーターとして働く女性のストーリーです。
 

ペット社会にも高齢化の波が押し寄せていることを実感し、個人なら様々な相談にも応じられると思い独立を決意

(起業/独立に至ったきっかけ・理由)
私は、トリマーの専門学校卒業後、ペットショップや動物病院に勤務しました。

その現場で、ペット社会にも高齢化の波が押し寄せていることを実感しました。

しかし、雇用されているトリマーや動物看護士としての立場では、お客様から求められているサポート(本当のサービス)が出来ないことに気付いたのです。

そこで、個人ならさまざまな相談にも応じられるのではないかと思い、独立を決意しました。その後、コツコツと関連性のあることを多方面から勉強、情報を収集しました。
 

独立後、今まで苦痛に感じていた人間関係などに悩む時間もなくなったことは大きなメリット

(起業/独立のメリット)
私の場合は、完全予約制という形をとっていることもあり、時間を自由に設定できるところや、細かい相談事にも対応できるところが一番のメリットだと思います。

そして、今まで苦痛に感じていた人間関係などに悩む時間もなくなったことも大きなメリットだと感じています。

独立し、時間に縛られることがなくなったことから、自分自身をスキルアップしたくなるような気持になれたのも、決断したからこそ出来たことではないかと思います。
 

光熱費、チラシ作製や宣伝費など独立するには経費がかかるので、最初は予算は多めに考えていた方が安心

(起業/独立のデメリット)
何と言っても金銭面です。

独立するのには経費がとてもかかります。私の場合は、自宅が店舗として使えているので賃貸料なども発生しておりませんが、やはり、光熱費やそれなりの機材や最低限の道具代などを購入できる費用を確保しておいた方が良いかと思います。

最初は、チラシ作製や宣伝費もかかりますので、予算は多めに考えていた方が安心だと思います。

そして、責任は全て自分にあるということも視野に置きながら、慎重に行動に移しましょう。
 

時間こそは自由に使えるものの、実情は厳しいものがあるのも事実。

(起業/独立へアドバイス)
時間こそは自由に使えますが、クレーム処理など独立後の実情は厳しいものがあるのも事実です。

クレームなどは、全て自分の言動からはじまり、自分で解決するより手段はありません。何かにぶつかった時のために、人脈などの横のつながりと、多くの情報があると否かでは大きく違います。

まずは準備にかかる費用を計算し、貯蓄に備えましょう。

また資格は、信頼される肩書きとして名刺や広告・ホームページなどにも使えますので、地道に努力を重ねながら慌てず、時期をみて実行に移されることをおすすめします。
 
(ドッグサポーター)