子供の習い事など家計が苦しくなったのが職場復帰のきっかけ

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専業主婦から職場復帰した女性の体験談シリーズ。

今回は、歯科衛生士のパートとして職場復帰した働く女性の体験談をご紹介します。

子育てしながら働く女性ばかりが注目されているけど、専業主婦の存在を忘れないでください。

職場復帰した今だからこそわかる専業主婦の良いことや大変なこと、職場復帰体験談をご紹介。

どっちが凄いわけでもなく職場でも家庭でも働く女性はみんな頑張っています。
 

専業主婦は時間に追われることなく好きな時間に買い物に行き、掃除・洗濯・家事が出来る

(専業主婦のメリット)
専業主婦のメリットは一日24時間を、自分の好きなペースで主婦業をやりこなせることです。

時間に追われることなく好きな時間に買い物に行き、掃除・洗濯・家事が出来ます。

子供が幼稚園・小学校に行っている間に、お菓子作りをしたり、夕飯の準備を済ませたり、一人の時間をたまにはコーヒーや紅茶を飲みながらゆっくり過ごせる時間があることも専業主婦のメリットです。
 

専業主婦は好きに使える小遣いが無く、主人の給料でやり繰りしなくてはいけない

(専業主婦のデメリット)
専業主婦は自分が好きに使える小遣いが無く、主人の給料でやり繰りしなくてはいけません。

一ヶ月、決まった金額で生活をしなくてはいけませんし、一日中、家で掃除・洗濯・家事をやりこなし一日が終わって、また、翌日も同じ事の繰り返しです。

だからと言って、当たり前の事なので、誰も褒めてくれないし、孤独感もあります。

たまにはママ友とランチへ行きますがそれも主人の給料から。

我が家は、夫一人の給料でのやり繰りがやはり一番大変でした。
 

子供が幼稚園から小学校に上がり、習い事などで家計が苦しくなったため職場復帰

(職場復帰に至ったきっかけ・理由)
子供が小さいうちは、職場復帰なんて無理でしたし考えられませんでした。(お互いの実家が遠いため、子供が病気になったときは仕事を休まざるを得ないので)

そして、お金も子育てで余ることが無かったのですが、幼稚園から小学校に上がるにつれ、習い事などそちらにお金が必要になりました。

ちょうど愛車を購入する事にもなり、さらに車のローンが発生し、ますます一人の給料では生活出来なくなりました。

その頃、仲の良かったママ友達にも『ランチ行くお金すらない』と嘘つかず伝えたら、『じゃ、お金使わず、お家でランチして喋ろう』って言ってくれた友達が、求人情報メールを送ってくれました。

駄目もとで面接に行ったのですが、見事に採用されました。

11年ぶりの職場復帰です!

職場復帰に至ったきっかけは、家計が苦しくなった事です。

そして、私を後押しして協力してくれたのは、親友ともいえるママ友達のお陰です。
 

ブランクを埋めるために復習しようにも、子供の添い寝で朝まで寝てしまい復習出来ずの日々

(職場復帰する際や職場復帰後に大変だったこと・苦労したこと)
私は、歯科衛生士の資格をもっています。

結婚前5年間地元の歯科医院で勤務していました。

退職してから11年が経過し、時代も変わっているし、今更、歯科医院で勤務できるのか???と、とても不安でした。

覚えるにも若い時と違って時間もかかります。

家に帰り、復習しようにも、家事・洗濯・子供の宿題チェックに夜は子供の添い寝で朝まで寝てしまい復習出来ないまま仕事へ行くこともありました。

機材も器具も、歯科医院で使われる材料の名前も、歯科医院の方針も、最初は本当に覚えるのが大変でした。

パートで復職してちょうど一年が経ちました。

今は昔と違い、パソコンが主流で、分からない事があれば、メモしてその言葉を検索するだけで調べる事が出来ます。

それが、一番嬉しい事ですね。

まだまだ勉強する事は沢山ありますが、少しずつ、少しずつですが11年前の感覚も戻ってきて、独身時代には気付けなかった患者様の気持ちにも寄り添え、子供にも優しく、分かりやすく説明が出来るようになりました。

大変ですが、やりがいがあります。
 
(歯科衛生士のパート)
 

働く女性の働くレシピからのアドバイス

いかがでしたか?

子供が大きくなるにつれて、お金もどんどん必要となってきますよね。

お給料がなかなか上がらないこのご時世では、共働きで世帯収入を増やしていくことが重要です。

そして、やはり資格をもっているとブランクがあっても職場復帰に有利ですね。

復帰後は、体力的にも知識的にも大変なことばかりだと思いますが、資格を活かして働き続けるためにも是非頑張ってください。